渥美和弘です。

本日も雑学をご紹介させていただきます。

渥美和弘 郵便記号が〒になった理由と由来・歴史

郵便記号が〒になった理由と由来・歴史

郵便記号

父「郵便記号はなんで〒か知ってるか?」

子「それ、明確になっていないでしょ?」

ぐっ、確かに調べても「こうだろう」というレベルでしかない。
いろいろな説がありますので、いろいろ紹介。

まず、一番最初の郵便のマークを知ろう

丸に一引き

日本の郵便事業は1871年(明治4年)に始まりました。
その当時は記号はありませんでしが、1877年に「丸に一引き」が使われました(上図)。

(正式にマークとして定められたのは1884年)

現在の〒の由来

当初の郵便記号

最初は「T」が郵便記号でした。

1885年に郵便事業を管轄する「逓信省(ていしんしょう)」が創設され、
1887年2月8日(明治20年)に新たな郵便マークとして「T」が告示されました。

しかし、その6日後の2月14日に「実は「〒」の誤りだった」と訂正。
実際には誤りではなかったという説があります。

<説1、単純な発表ミス>

郵便記号の案として、「逓信省」の「て」から「T」と「〒(カタカナのテがモチーフ)」が候補に上がった。
そして、「〒」が選ばれたにも関わらず、「T」を発表してしまったという説。

<説2、Tのマークは別に使われていた>

「T」は国際郵便において、郵便料金不足の記号として世界中で使われていました。
そのため、これはいけないと、カタカナのテをモチーフとする「〒」に変えたという説。
こちらが有力のようです。

発表してから問題になることは現代も多々あります。
東京オリンピックのロゴとか・・・。
本当に問題ないか?と十分に確認してから発表したいものです。

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以上、郵便記号が〒になった理由と由来・歴史


本日はこの辺りで、渥美和弘でした。