kazuhikoooさんのブログ -3ページ目

好きになり過ぎて

少し好きになり過ぎたのかな
あまりに大切に思い過ぎると
手にあることの嬉しさより
失うことの怖さへ想いが片寄るよ

晴れた日曜日に
雨の水曜日のこと
気になって 綺麗に笑えない。


レモンスライス


空いてた窓際のカウンターも
いつの間にか うまり始めて
隣りの席に置いたバッグが
ランチタイムのにぎわいに
少し 所在なさげ


いつまで待つ つもり?
そんな声が聞こえてきそう


もう 来てくれるとか
来てくれない とか
そういう 問題ではなくて

ひとり 席を立つため
気持ちのタイミングを探してる

切ないくらいに 晴れた空
グラスの氷は輝いて
私の心の階層を映す プリズム

アイスティーの中で
少しずつ とけてく 氷のように
あなたがいない ということに
ゆっくりと なれていこう。

アイスティーに浮かぶ
レモンスライス
口にふくんで席を立つ

さあ、スタート


You 3

君の微笑う顔が 泣いているみたいで
おどけてみせた 僕の罪は
それに 気付いてしまったこと

いいことばかりじゃないねって 言って
晴れた空を 見上げた
君の瞳に映るのは
いつからか 片隅に居続ける 雨雲

雨が降るならば いっそ
この身体も 心も 濡らし尽くすくらい
降ればいいのに
雨の予感と記憶だけが
いつまでも 君を捉えて離さない。


代わりのない優しさを求めるのは
誰も同じ
人の中にいても 淋しいこともあるね

弱さ隠しながら
強くいなければと
微笑う君の笑顔
守る場所に立てないなら
変わらない優しさを届けよう

雨が降るならば 心まで
濡れることのないように 君のために歌おう
だから いっそ その雨雲を見据えて