全てのイベントが終わり

いよいよフィールド内に入る

 

 

そこへある物が目に入ってきた

 

 

そう言えば

スピアーズの今期のテーマは世界最高峰のUFC

 

 

(世界最強を決める六角形のオクタゴンリング)

 

 

 

これはもしかして

もしかせんでも

オクタゴンではないだろうのか…?

 

 

(工事用柵で急ごしらえ的な要素はあるが…)

 

 

 

『サクマシンさん、ここでボクの挑戦を受けてもらえないですか?』

 

 

 

このオクタゴンもどきを見て

思う所があったのか

 

 

それとも

変態界のトップに立ち

最高峰から眺める景色を見たかったのか…

 

 

変態仲間のコウジ君からの挑戦だった

 

 

いつ

なんどき

どんな時でも

誰の挑戦でも受ける

 

 

 

 

 

猪木イズムにのっとっいて

彼の挑戦を黙って受諾

 

 

イノキイズムとは言葉だけではない

 

 

時には己の身体を酷使して

表現せねばならない時もあるのだ

 

 

トップの首が常に狙われる事は

十分承知している

 

 

2017年2月の四国高知遠征で

変態マスク同盟名参謀ぎーやん以来の世代闘争を思い出す

 

 

龍馬さんと私 その4 ~高知の乱~ | サクマシンがゆく! (ameblo.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

オクタゴンもどきの中で対峙する師弟

 

 

まずは礼から

 

 

 

 

 

ある意味でお互いを知り尽くしている戦いは

やりにくいことこの上なし

 

 

(コウジ!まだまだ腰が高いぞ!)

 

 

 

リアル・サクマシンとの激闘で余裕がない変態は

一気に片足タックルへと動いた

 

 

(ヘナちょこタックルと言う事なかれ)

 

 

 

スウェーされダッキングされて

あげくの果てに

アキレス腱固めに捉えられた変態

 

 

(推しが高田延彦だけあって、アキレス腱固めはさすがに効いた!)

 

 

同じ日に二度の負けは

プロレスファンとしては断じて許されない

 

 

ここは変態マスク同盟の隊長の意地が爆発する

 

 

 

 

ブチブチブチッびっくりマーク

 

 

無理に体を起こしたために変態のアキレス腱が切れたピリピリ

 

 

 

 

 

それでも痛みを堪えて

コウジ君に体をあずけ…

 

 

 

 

 

IQセミナーで桜庭和志から伝授された

 サクラバロック 

がここで火を噴く

 

 

 

 

 

即タップしたコウジ君

 

 

変態は…いや

隊長は勝ったのだ

 

 

 

 

 

コウジ君『参りました ありがとうございました!』

 

 

マシン『紙一重の差だった… もう少しだけ俺に走らせてくれ!』

 

 

コウジ君『はい! どこまでも付いていきます!』


 

 

 

 

 

 

マシン『こんな変態活動をしていたら、10年持つ体が1年で終わるかもしれない… だがオレはやる!』

 

 

(オッサンたちの自己満余興はこれで終わる)

 

 

 

撮影していた花子を除いて

無観客だったオクタゴンもどきのまわりには

いつの間にか

2組の家族が変態らを微笑ましく見ていたのであった…