【EURO2024 グループA 第2戦 ドイツ VS ハンガリー】

 

<試合結果>

2-0でドイツ勝利

 

<前半>

22分 ドイツ ジャマル・ムシアラ

 

<後半>

67分 ドイツ イルカイ・ギュンドアン

 

<MOM>

ドイツ ジャマル・ムシアラ

※私の独断による選出

 

 

決勝トーナメント確定したのはまず何より。

 

ただし、ドイツはやはり決定力不足。

 

一発勝負のノックアウトラウンドではこのままだとコロッと負けるかもしれないと懸念・・・

 

 

<所感>

 

①ゴールにもたつくドイツ

思うに、CFはハヴァーツではなくフュルクルクの方がいいんじゃないのか。

中央を固めたハンガリー相手にドイツはサイドから攻め上がったりクロスを上げたりするも得点チャンスには至らず。

ハヴァーツはそこまでヘディングがうまいわけでもフィジカルゴリゴリでもない。

更に、トップ下のギュンドアンとの息も合ってなく、お互いのパスからシュートへ結びつかない前半。

 

②油断したハンガリー

ハンガリーのボックス内でギュンドアンの後ろからのタックルでファールと思われるも審判はスルー。

ボールキャッチが遅れたGKよりもギュンドアンの方が早くボールタッチしてムシアラへパスしシュート。

これがシュートブロックに入った相手選手に当たりドイツが先制。

ハンガリーの油断から生まれたゴール、それだけ。

 

③サイドからの攻撃が実る

後半は中央にいるムシアラが左サイドのミッテルシュテットへパスを回し、グラウンダーのパスをギュンドアンへ。

そのままダイレクトシュートを決めて2点目。

結果的にこのゴールがドイツの勝利を決定づけた。

ハンガリーは中をしっかり固めていたのもあり、得点チャンスはサイドからの崩しからしかないと見た。

それを見事にやってのけたから良し良し。

これはナイスパスを判断したムシアラがMOMで良いでしょう。

 

 

グループステージ最後のスイス戦はおそらく引き分け以上になるだろうね。

 

となると、1位通過になるものの、決定力がないドイツはトーナメントの舞台で勝ち上がれるのだろうか。

 

 

思うに、ドイツは守備に隙がある。

 

特にキミッヒの右サイドや右ハーフスペース。

 

そこを突かれて2点取られた場合、ドイツは追い上げできる力があるのかどうかと思うと、ないような気がする。

 

もはやゲルマン魂を持っているのは限られた選手で、パスワーク重視のチームになってしまったのだからポゼッション率は高くてもアグレッシブな攻撃展開はあまり期待できない。

 

とにかく攻撃チャンスはたくさんあるのだからあとは点を取るだけ。

 

ハヴァーツよりフュルクルクをスタメンにした方がイイのではないかと思っている。

 

ハヴァーツは見ていて点取り屋でもないし、点を決める気配がない・・・