買ってじっくり読んでみた。
うーん・・・
納得する選出、おかしな選出、え?と思う選出が複合的にあった感じであった。
選出者は各リーグの番記者5人で、それなりのロジックや評価方法ではあるものの、どうかなと思うところはある。
<所感>
■表紙
表紙の選手全員が各リーグのベストイレブンに出ている。
でも思う、リーグ・アンはどうした?
パパン、エムバペのどちらかは載せないと。
■PREMIER LEAGUE(P6)
4-4-2のフォーメーションで選出。
1966年ワールドカップのメンバーが何人か選ばれているのは納得というか、なんというか。
ジミー・グリーブス、ボビー・チャールトン、ムーアの3人が選出されていて、私がよく分からないのもあるが、とりあえず「まぁそうだよな」とやや納得という感じで納得。
アンリ、リオ・ファーディナンドあたりはナイスと思うがアンリが左ウイングというのが解せない。
ジミー・グリーブスの相棒にアラン・シアラーが配置されているものの、プレミアでのアンリはSTの位置だぞ?
それと、少しイイ意味で驚きなのはGKがリバプールのアリソン。
現役プレイヤーの中から選ばれているのは嬉しいもので、何よりもそれがリバプールだからな。
それと個人的に指摘したいが、納得せざるをえないのが右ウイングはジョージ・ベスト。
ベッカムではないのか。。。
■LA LIGA(P16)
4-3-3で選出。
左右のウイングは言わなくても分かりますよね?
肝心のCFはディ・ステファノ。
まぁ、そうだよな。
ブラジルのロナウドは全盛期を過ぎているし、他誰かといえばリーガではディ・ステファノだろう。
インサイドハーフだが、左にクライフなのが"?"。
アンリと同じくクライフはSTであって、無理して選出するなら外すほうがいい。
代わりにイニエスタでも入れるのがベストだろう。
なお、右インサイドはジダンでアンカーはシャビ。
イニエスタ、ジダン、シャビのトライアングルは夢があってイイ。
DFラインはほぼ完璧なメンツだった。
■SERIE A(P26)
4-3-1-2のフォーメーション。
2トップがファン・バステン、ロナウドと最強ペア。
トップ下はマラドーナ。
これも、そうだよな・・・
私個人ではバッジョを入れたかったり、人によっては将軍プラティニにしたいだろうが、トップ下はもうマラドーナしか妥当なのがいない。
DFラインもほとんどお決まりメンバーだが、右SBがクラウディオ・ジェンティーレ。
私は分からないが、ユベントスでかなり有名な選手の様。
■BUNDESLIGA(P36)
ダイヤモンド型の4-4-2。
これが1番"???"だった。
インサイドハーフの左右にリベリーとロッベン。
え?
あの?
ハイ?
このレベルの疑問だよ。
なんでウインガーの2人をインサイドに置くんだよ怒百歩譲ってプレミアのアンリはウインガー経験あり、クライフもトータルフットボールの中心選手としてMFの位置でのプレーを多々しているから理解できるとしよう。
ロッベンとリベリーは?
インサイドハーフでのプレーはしているがウイングでのプレーが基本。
これはイミフだ。
■LIGUE 1(P46)
ここでプラティニが選出されていた。
プラティニはリーグ・アンではそれほどの活躍をしてないイメージなのだが、他に有名どころの選手がいないから選んだのだろうと思われる。
そして、全体的にみるとエムバペとパパンぐらいしかインパクトある選手がいないのは残念だ。
リーグ・アン、嫌いではないのだが・・・
特集記事の所感だけに留めたが、他の記事だとシャビ・アロンソの記事がなかなかおもしろかった。
シメオネと同じく選手時代から監督としての才能や資質を発揮してたんだなと思わざるを得ないエピソードがあった。
余談だが、オランダリーグは1人の番記者選出だが、クライフがトップ下で選出。
WSD独自や著名人の選出もネタとして掲載されているものの番記者選出の基準で他リーグを跨いで選ばれていたのはクライフただ1一人。
もし他国リーグを交えての選出ならクライフは選ばれているだろうし、何よりも歴代最高プレイヤーはクライフかと勝手ながら思った次第。