【UCL2022-23 ファイナル マンチェスター・シティ VS インテル】

 

<試合結果>

1-0でマンC勝利

 

<前半>

 

<後半>

68分 マンC ロドリ

 

<MOM

マンC ロドリゴ・エルナンデス・カスカンテ

※私の独断による選出

 

 

久々にチャンピオンズリーグをリアルタイムで観た。

 

ここ数年のUCLファイナルは1点入れた方が勝つ試合が多く、そのせいかスペクタクルな試合が少ない印象。

 

この試合もそれに該当したと思う。

 

 

<所感>

 

①守備の固いインテル

カテナチオの文化をしっかり体現していたインテル。

シティのパスワークを中盤で潰して、ボールを奪ったら前に送って速攻。

これができるのはしっかりとした守備があるからできることであって、流石セリエAのクラブだと思うほかない。

シティに後半の先制点を許すまでは互角の戦いをしていたイメージがあり、中には先制点を奪うのはインテルかと思えるところもあった。

 

②消えている中盤から前線の選手

インテルの守備がシティの中盤を自由にさせないことがあって、いつもの流麗なパスワークが見られなかったシティ。

特にハーランド、デ・ブライネ、ギュンドアン、ロドリの4人がいつもより存在感を発揮してない感があった。

左のグリーリッシュと右のベルナルド・シウバで何とか攻撃のリズムを作ろうとしていたのは見られたが、この試合に限っては4人とも良いプレーはあまりなかった印象。

 

③ロドリがしっかり決める

消えていた4人の選手のうち、ロドリがゴールを決める。 

あのシュートはお見事と絶賛する他ないシュートだった。

MOMはロドリで良いだろう。

 

④神童フォーデン

不幸にもUCLファイナル2回目のデ・ブライネが今回も負傷で途中交代。

デ・ブライネに代わって出場したのがフォーデン。

だが、今日のフォーデンは緊張のせいか、コンディションが万全ではなかったのか、見せ場を作るところはなく。

PA内に入ってシュートを打てたものの、簡単にブロックされて追加点はならず。

ポジションがトップ下やインサイドハーフではなくCMF寄りの位置でプレーしてたからか?

シティで定位置になっている右WGじゃなかったからか?

よく分からないが、今日のフォーデンは神童ではなく残念だった。

 

⑤振り返る

ところどころ「ゴールが決まるか!?」思った場面は何回かあったものの、スペクタクルな試合だったかというと、そうでもない。

ルカクが投入されてインテルが追いつくかと思ったが、味方のヘディングシュートやらを妨害していた感があり何やってるんだと思うところがあったり、シティのバックパスミス(アカンジの判断ミス)でL・マルティネスに決められそうになったりと呆れるところも散見された。

シティを応援していたので、結果として勝てたから良かったものの、スペクタクルではない試合だったので満足感というものはあまり得られなかった。

 

 

インテルの守備が強固でなかなかゴールを奪えないシティだったが、少ないチャンスをモノにしてゴールを決めた。

 

インテルはあと少しでゴールを奪えたが、シティの守護神エデルソンやジョン・ストーンズ、ルベン・ディアスといったCB陣のブロックを突破できず。

 

 

どちらが勝ってもおかしくない試合だったが、結果としてシティが勝った。

 

スペクタクルな試合ではなかったが、均衡した試合だったと表現するべきだろうか。