【プレミアリーグ2022-23 第4節 サウサンプトン VS マンチェスター・ユナイテッド】
<試合結果>
0-1でマンチェスター・ユナイテッド勝利
<前半>
<後半>
55分 マンU ブルーノ・フェルナンデス
<MOM>
サウサンプトン ギャビン・バズヌ
前節のリバプール戦に続き、今節も何とか勝ったマンU。
しかし、観ていておもしろくなかったので後半途中で観るのをやめて寝た。
<所感>
①エリクセンのボランチ起用
今日のマンUの基本布陣はいつもと同じ4-2-3-1。
ダブルボランチにはエリクセンとマクトミネイ。
これは「え?」と思った。
トップ下にブルーノ・フェルナンデスがいるとはいえ、エリクセンをボランチで起用とは。
どうせなら4-1-4-1でブルーノ・フェルナンデスとエリクセンを並べた方が良いかと思っていたのだが、どうやら左サイドのサンチョと連携しながら動く、
後ろに下がってセンターバックとパス交換しながらゲームメイクするという役割のためボランチ起用だと試合を観て思った。
しかし、相棒がマクトミネイというのが解せない。
せめてフレッジだろうと。
②サンチョのドリブルは凄いのだが・・・
左サイドで先発のサンチョ、彼の良さはドリブルだと思っているのだが、ゴールに結びつくドリブルがなく。
サンチョを良く知らないのもあるが、彼のドリブルはボールをもらって加速し出したら繊細なボールタッチやシザーズで相手を混乱させて抜くというスタイルが得意なのかな?
ボールをもらった後に相手マークが2人いたらドリブルで抜き去るという動きをせず、後ろにいる左SBのマラシアかエリクセンにパスの選択肢を取る。
となると、一体何のためのドリブラーなのだろうか。
テン・ハーグ監督の戦術なのか?
どちらにしろ、それならワントップ起用のラッシュフォード(それこそロナウドを思い切って左サイド起用)するのが良いだろう。
③チームとして機能していたのは明らかにセインツ
パスワークもそうだし、ボックス内やアタッキングサードでの連携、セカンドボールの処理、試合全体の流れはどう見てもホームのセインツの方が良かった。
キーマンのウォード=プラウズがハムのライスみたいな感じなのかなと見ていたが、キーマンとなる選手はまさに全員というような印象を受ける。
それに引き換え、マンUは味方同士の連携(パス回し)がフツー以下なのかもしれない・・・
前半に自陣でボールを奪い返した左SBのマラシアがクライフターン的なフェイントで相手の意表を尽き、おもしろい展開になるかと思いきや、エリクセン(だったと思う)にパスしたらうまく連携できず相手にボールを取られあわやゴールされるところだったり、ブルーノ・フェルナンデスとラッシュフォードあたりの連携もよくなかったりといったところが散見。
マンUは選手同士のパスワークや連携がうまくない。
それならいっそ4-4-2で守備固めてカウンターというシンプルなチームスタイルにするべきだろう。
しかし、テン・ハーグが監督なのでパスワーク主体なのは決まりか・・・
それならサッカーIQが高いブルーノ・フェルナンデス、エリクセン、ファン・デ・ベークの3人を起用した4-3-3でチームを組んでみたらどうだろう。
④怒涛のシュート連発を止めた守護神にMOMを
19分だったと思う、マンUに先制点のチャンスが到来。
ブルーノ・フェルナンデスがシュートし、ゴールは決まらず、こぼれ球をエランガ?がシュートするも決まらず、更にこぼれ球をサンチョ?エリクセン?がシュートするも
これも決まらず、更にもう1回シュートだったかな?するも決まらず。
あのシュート連発を何とか止めたバズヌがインパクトありMOMとして挙げたい。
後半に決勝点を挙げたブルーノ・フェルナンデスも候補だったが、フリーキックや今日の試合全体の動きを見るとインパクトの大きさでセインツのバズヌに軍配。
ロナウドがスタメンでない、そしてスペクタクルな試合運びをしないマンUは見ていてやはりつまらない・・・
デ・ブライネやTAA、チアゴみたいな「コイツがボールを持つと次はどうするんだろう!?」というワクワク感ある選手がマンUにはいないからかな。
ロナウド復帰してから応援するようにはしているが、試合を観ていておもしろいのはやはりマンCやリバプールかな・・・
それでも勝ち続けるならまだ救えるのだが、今季はどうなるか。