【ワールドサッカーダイジェスト 2022年8/18号】
移籍が終わるまでは毎号、毎号、移籍関連の記事ばかりで私としてはウンザリするのだが、今号は買った。
「フットボールの『裏側』」と「各国記者が世界を斬る」でブラジルのロナウドとポルトガルのロナウドに関して書かれていて、これは立ち読みよりかはじっくり読みたいと思ったから。
しかし、ざっと読んで見るとそれよりもおもしろい記事があった。
<所感>
■夏の移籍マーケット 最終盤展望(P8)
この特集が予想よりもおもしろかったので満足。
今号の販売開始日の関係で、答えが出ている選手がいるものの、移籍が騒がれている選手が移籍か残留かのWSDの予想がそれほど外れがなく、良かった。
ただ、ここで興味深いのが先日にマンUへ電撃移籍が発表された元レアルのカゼミーロが載っていない。
電撃移籍はまったく噂されないからこそ「電撃」の名がつくものの、WSDに情報提供している記者が敢えて教えなかったのか、移籍に精通している記者たちでさえ知らなかったのか、謎のままだ。
■夏の「補強満足度」&「ラストミッション」(P23)
この特集もおもしろかった。
欧州5大リーグのメジャークラブが今抱えている選手層の問題点を挙げて、それがクリアしているかどうかを記載。
右上に基本フォーメーションも載っているからチームのメンバーが把握しやすいのも良い点。
それとバルサのページでは選手登録できる・できないについてのちょっとした特集があるので、なかなか良い。
■インタビュー マウリシオ・ポチェッティーノ(P42)
私がポチェッティーノのことをよく知らないからだが、読んで見ると彼はメチャクシャ冷静な人物だという印象を感じた。
そしてインタビュー担当のセルヒオ・レビンスキ氏のややチクリとくる質問に対して、鋭い反論で答えていたことやペップやクロップのような優秀な監督に対して自身の見解がクールな内容だった。
それと2009-10シーズンにエスパニョール在籍していた中村俊輔についても少しだけコメントしていた。
気になる方は一読をおススメする。
■フットボールの「裏側」(P64)
今号を買う決め手になった1つのこの記事。
1998年ワールドカップファイナル前のロナウドがどれほどチームの大黒柱となっているかを知れた。
だけど、冒頭に情報提供者のリカルド・セティオン氏の通訳時に対するロナウドの無礼はどうかなと思ったが。
思ったほどの満足度はなかったが、一読してみる価値はある。
■「各国記者が世界を斬る!!」(P75)
今号を買う決め手になったもう1つの記事がイングランドのロナウド移籍についての言及。
妥当な見解をオリバー・ケイ氏は述べていた。
以上。
むしろフランスの記事の方が読んでいておもしろかった。
レンヌからバイエルンに移籍したマティス・テルについて書かれているが、なかなか興味深い選手なのは間違いないと思った。
スカパー登録していないのでブンデスは見れないが、チャンピオンズリーグ開幕になったらWOWOW契約して見るので、注目してみようかなと思う。
今号はそれなりにおもしろかったので、興味ある方は購入もしくは一読をおススメします。