【ワールドサッカーダイジェスト 2022年8/18号】

 

移籍が終了すると発売するヨーロッパサッカー・トゥデイのシーズン開幕号。

 

今号のWSDはこれの廉価版といったところ。

 

5大リーグの主要チームだけが詳細に掲載且つ移籍市場が終了していないので完全な情報でないのを気にしないなら今号だけで事足りるんじゃないかというのが感想。

 

 

<所感>

 

■プレミアリーグ(P10)

プレミアの選手をザっと見ておもったこと

 ・カンセロの背番号が7になっている今号を読んで初めて気づいた。

  スターリングがチェルシーに移籍して空いた背番号7はカンセロが背負うのか。

 

 ・ジンチェンコの写真

  子供にしか見えん・・・

 

 ・ケインの雰囲気

  トム・クルーズか?

  髪型が違うからか、写真映りなのか分からないがカッコよく見えてしまう。

 

■ランパード×ジェラード(P22)

ランパードとジェラードの監督としての評価記事。

なかなかおもしろい記事だが、どうもこの点数の付け方に問題がありそう。

「戦術家」「モチベーター」「勝負師」「マネージャー」「トレーナー」の5項目をペンタゴンのグラフで評価。

「戦術家」とモチベーター」のコメントが非常に興味深いが、全体的に点数がどうも平均的すぎて結局はフツーってことね?というのが感想。

点数を付けるよりかはコメントだけにしておいた方が良いのかと。

 

■「ピチーチ賞」に輝くのは(P34)

レバンドフスキとベンゼマのどちらが得点王になるかの予想記事。

今季のリーガはこの2人のどちらかが得点王になるのはやっぱり決まりかな。

それもあって、今号はこの2人のどちらがピチーチ賞を取るかの予想記事。

簡単にこの記事のコメントをまとめると、

 ・レバンドフスキは純粋なCFで点を取りまくる

 ・柔軟なプレーができるベンゼマが点を取りまくる

私の予想はレバンドフスキが取るだろうと。

ストライカーとしての点取り屋の嗅覚や点をバンバン取るイメージが真っ先に思い浮かんでしまう。

新天地でもその得点感覚が失うとは思えないし、何しろバイエルンですべてを勝ち取ったのでチャレンジ精神は半端ないだろう。

どうなるかは1年後の結果を見るだけ。

 

■セリエA「最新勢力図」(P46)

セリエAの勢力図は見なくとも分かる。

セリエAの特集はサッカー関連の本の著作者でときどき名前を見かける片野道郎氏によるセリエAの勢力図。

「スクデット争い」「欧州カップ戦争い」「上位進出を狙うダークホース」「残留争い」の4つのカテゴリーを予想しているが、これは容易に想像がついた。

見てみたら分かるが、例年と同じだ・・・

強いて批評するならば、スクデット争いはインテル、ミラン、ユーベの3チームとなっているが、ここにローマを入れるという冒険もイイかもしれない。

今号の製作時には最新の移籍情報を載せるのに間に合わない関係もあるが、ワイナルドゥムがレンタルでローマに来るから今季のローマは期待ができそうだと個人的に思う。

あとモウリーニョは2年目から強いというジンクスもあり感覚的な見解であるが、私はローマを推してみる。

 

■ブンデスリーガ(P48)

バイエルンとドルトムントへ新加入のマネとアレ。

この2人だけなぜか写真が少し大きい。

なぜだろう。


■ネクストスターを探せ!!(P56)

ブンデス新シーズンのブレイク候補10人を載せた記事。

ブンデスファンにはたまらん記事だね。

ブンデスはまったく観ていないので詳しないが、ブンデスファンならこの記事は楽しく読めるんじゃないかな。

やはりドイツ国籍の選手が多く取り上げられているが、意外という言葉がふさわしいか分からないが、10人の内2人がイングランド国籍の選手がいる。

ブンデスは「フランス人選手の育成リーグ」と思うぐらい優秀なフランス人選手が多いイメージがあるが、ここでイングランド人選手がいるというのはブンデス事情が変わりつつあるということなのかな。

 

■リーグ・アン(P58)、その他の注目クラブ(P62)

やはりその他リーグはチームの掲載数が少ない。

プレミア、リーガ、セリエA、ブンデスは主要チームがコメントありで残りチームはコメントなしであるものの全チーム掲載されているが、リーグ・アン、オランダ、ポルトガル、スコットランドはUCL出場チームのみ。

寂しいな・・・

日本で欧州5大リーグ以外のリーグが好きなコアなファンがそもそも少ないからというのは分かるが、なんかね。

 

■各国記者が世界を斬る!!(P75)

イングランドとイタリアの記事がおもしろかった。

前者はスターリングについて、後者は82年W杯の批評。

スターリングはダイブのイメージがあるので凄い良いプレイヤーとは思えないが、コメントしたオリバー・ケイ氏はかなりの評価をしている。

それが本当かどうかは今季のチェルシー戦を観て決めるとしよう。

イタリア・・・82年の優勝は読んでいてたしかに凄いなと思った。

どうもイタリアは前評判が良くない時に凄い結果を出すというジンクスがある。

EURO2016のときなんかは史上最低のアズーリと言われながらベスト8まで凄い快進撃を魅せてきたし。

気になる方は読もう。

 

 

こんな感じで、今号のワールドサッカーダイジェストはかなり楽しめたので購入をおススメします。