【2021-22ヨーロッパサッカー・トゥデイ 完結編】

 

今更ながらの購入。

 

書店で手に取ると、今までより薄くなってやがる・・・

 

なぜ薄くなっているのか、(当たり前だが)ページカット。

 

しかもカットされているのが巻末の各国記者の担当者のレビューだからね、毎号WSDで楽しみにしている記事なだけにこれはちょっとね、WSDはケチりすぎてませんかね?

 

 

<所感>

 

①まともな選定

UCL、プレミア、リーガ、ブンデス、リーグ・アンとMVP選定が妥当すぎてハズレがない。

ときどき変な選定をするあのWSDがまともな選定をするのは少し驚いた。

しかし、1番はやはりセリエAのMVPがテオ・エルナンデスという。

セリエAのゴール、アシスト、ドリブル、キーパス、クロスなどのスタッツを見てもテオはどれもランクインしていない。

それにもかかわらず、テオの加速力、爆発力、攻撃参加、守備意識などチームへ貢献する姿勢を評価されてMVPに選定されたのは個人的に好きな選手だけあって嬉しい限りだ。

それにしても、セリエA以外ではどれもおかしくない選手ではあるものの、答えが分かり切っているから何の驚きもないというのは変な悲しさというか寂しさというか何というか・・・

 

②ベンゼマにシャレたコメント

UCLファイナルはレアル優勝で幕を閉じた。
これはリバポファンにとっては屈辱とまではいかないが悔しい結果ではある。

そんなレアルで大活躍だったベンゼマ、バロンドールは確実だろうね。

そのことを宣言する最大限のコメントがP10に記載。

(「」内が抜粋箇所)

 

「ドリブルやパス、トラップなど基本技術のレベルが極めて高く、前線の基点としても高次元に機能。自身5度目となるビッグイヤーを天高く掲げた"パーフェクトストライカー"の手中には数か月後、黄金色に輝くバロンドールが手中に収まっているだろう」

 

称えたいが、リバプールを破ったので素直に称えられません(怒)

 

③TAAの異常すぎるスタッツ

テオ・エルナンデスも凄いが、スタッツを見るとやはりTAA(トレント・アレクサンダー=アーノルド)の方が異常すぎる。

プレミアのアシスト、キーパスで2位、クロス成功は何と1位!

アシスト1位はサラー(これはこれで得点王とダブルだからサラーも凄いが)、キーパス1位はデ・ブライネ、(納得の一言)クロス成功がブライトンのグロスと同着で1位。(グロスはよく分からないが来季はちょっとチェック)

あの、1位はみんなFWかMFなのにSBというDFがトップに近いランクを3つもしてるというのはどういうことだと(笑)

守備に関してはたしかに不十分なところはあるが、それをどうでもいいと思わせるぐらい攻撃面が圧倒的すぎて高評価したい。

 

 

ざっと読んで目に付いたのが上記3点。

 

どうしてもUCLとプレミアばかりに目がいってしまう・・・