【プレミアリーグ2021-22 第12節 レスター・シティ VS チェルシー】
<試合結果>
0-3でチェルシー勝利
<前半>
14分 チェルシー リュディガー
28分 チェルシー カンテ
<後半>
71分 チェルシー プリシッチ
<MOM>
チェルシー エドゥアール・メンディ
※私の独断による選出
両チーム共に3-4-3の布陣で臨んだブルーズ対決。
レスターが好調のチェルシーを食い止めるかと期待していたが
結果はチェルシー圧勝という。
<所感>
①差が出たのは個の強さ
この言葉に尽きると思う。
前半開始から両チーム共に相手のボールホルダーに対して積極的なプレスを掛けて、ボールを奪ったら縦への速攻という同じ展開が続くも、前半に均衡を破ったのが右コーナーからのリュディガーのヘディング。
そこから前半に自らボールを運んでシュートを決めたカンテ、後半には途中出場のジィエフのボールキープからのパスを受けたプリシッチのゴールで3点勝利のチェルシー。
明らかに選手個々の差が出た感じがした。
②強烈なロングレンジのシュートを2発止めたメンディ
MOMはチェルシーの選手なのは確かだが、GKのメンディを挙げる。
レスターの後半にイヘアナチョだったかな?それとマディソンのロングレンジのシュートを2回もジャンピングセーブでしっかりゴール死守したのを評価したい。
3失点とはいえ、レスターのシュマイケルもところどころにナイスセービングを見せたが、チェルシー優位の状況で1点奪い返され流れが変わるかもしれないシュートを連続で止めたというのも考慮してメンディで文句ないでしょう。
③チェルシーのセントラルMFが豪華という件
離脱していたカンテがこの試合でチーム復帰。
守備だけじゃなくて積極的な攻撃参加がここ数年のカンテに見られる良いところを観れたのは良かった。
更に相棒がパサーのジョルジーニョ、抜群の組み合わせと思う他ない。
前半にジョルジーニョが前線にいるハヴェルツだったか忘れたが良いスルーパスを供給していたし、セットプレイからのクイックリスタートで前線に走り込んでいるチルウェルにボールを出したりと目を見張るものがある。
ダブルボランチ的なポジションに限定すれば、チェルシーがヨーロッパの全チームの中で1番なのかもしれない。
やはりチームの完成度としてはプレミアリーグの中で1、2を争うチェルシー。
プレミア優勝候補に変わりないことを改めて認識した試合だった。
しかし、今のチェルシーで1番見たいのはフィジカルゴリゴリの性格やさしいルカクのプレーなんだよなぁ。
早くルカクが戻ってきてほしい。