【プレミアリーグ2021-22 第3節 リバプール VS チェルシー】
<試合結果>
1-1のドロー
<前半>
22分 チェルシー ハヴェルツ
45分 リバプール サラー(PK)
<後半>
<MOM>
チェルシー エドゥアール・メンディ
※私の独断による選出
・チェルシーが先制点
・リバプールの同点弾がサラーのPK
この2つの予想が見事に当たった。
(下記blog参照↓)
しかし、チェルシー勝利予想が外れたのは良かった(笑)
<所感>
①厄介なのはルカクではなくてルカク+マウント+ハヴェルツ
ルカクのポストプレーが炸裂するかと思ったら意外にも
リバプールのディフェンスが非常に素晴らしかった。
ファン・ダイク個人の力もそうだが、何よりも今日は
アンカーでのスタメンのファビ―ニョ。
ポジショニングといい、浮いたボールのヘディングの
タイミングといい、ルカクよりも先にボールに反応して
リバプールの守備を見事に構築していた。
だが、ルカク1人に対してリバプールの守備は良かったが
トップ下2人(マウントとハヴェルツ)との連携が脅威
だったように見えた。
ルカク、マウント、ハヴェルツの誰かがボールを持ったら
3人一斉に前へダッシュして素早い連携でシュートを狙う
攻撃はお見事という他ない。
まさに「サッカーは1人でやるものじゃない」を証明して
いる。
②自身の守備戦術に苦手のチェルシー?
チェルシーの守備パターンの一つとして、ボールを持った
相手選手をサイドに追い込んでパスを出させたところで
ボール奪取し、そのままカウンターというのがある。
これをリバプールがチェルシー相手にやっているという。
右サイドはサラー、エリオット、アレクサンダー=アーノ
ルド、左サイドはマネ、ヘンダーソン、ロバートソンが
うまく連携してボール奪取からの速攻がよく見られた。
いつものリバプールも同じような感じだが、このパターン
は私の中でチェルシーの専売特許というイメージがあるの
で驚いたというのが正直な感想だ。
③一人欠けても安定の守備をみせるチェルシー
前半のアディショナルタイムに入ったぐらいにゴール
ラインでシュートブロックしたリース・ジェームズ。
失点を見事に防いだと思いきや、足でブロックしたボール
がジェームズの右腕に当たり、これがVAR判定で得点機会
を妨害したとして一発退場+PK献上。
これで同点に追いついて数的優位になったリバプールは
圧倒的な攻撃力で何度もチェルシーのゴールを脅かす。
ここは流石トゥヘル監督、後半にはメンバー交代して
守備を整える。
ハヴェルツを下げてコバチッチ、カンテを下げて
T・シウバ。
攻撃力がグンと下がったものの、守備力は安定させて
結果的にリバプールの猛攻を防いでドローに持ち込む。
中でも評価する選手はGKのエドゥアール・メンディ。
リバプールはさっさと点を取るべきと誰もが思うところ
だがメンディの好セーブを見ていてゴールを割ることは
ないだろうとつい思ってしまった。
私のチェルシー勝利の予想が外れたのは良かったが
ここはリバプールが勝ち切ってほしかったなぁ。
数的優位とアンフィールドでの試合を考えて勝つべきだと
思うが、ここはチェルシーの守備が良かったというしか
ない。