【EURO2020 ベスト16 ベルギー VS ポルトガル】

 

<試合予想>

3-1でベルギー勝利

 

<前半>

ベルギー デ・ブライネ

ポルトガル ジョタ

ベルギー ドク

 

<後半>

ベルギー ルカク

 

 

明日の決勝トーナメントでいきなりのビッグカード。

 

両チームにとってEURO優勝のために勝たなくてはならない試合。

 

 

これはEURO2020の優勝を賭けた試合といっても過言ではないがこの試合は他にも面白い要素が詰まっている試合でもある。

 ①2021年のバロンドールを賭けた戦い

 ②EURO2020の得点王とMVPを賭けた戦い

 ③セリエA2020-21のMVP VS 得点王

 ④マンCが誇る最強の矛と盾の勝負

 

これら4つの行方を占う試合になることは間違いない。

 

 

①2021年のバロンドールを賭けた戦い

今年はもしやのベンゼマが受賞、なんていうことを考えてみたが 

(下記blog参照↓)

フランスがたとえEURO優勝してもベンゼマがバロンドール受賞ではないのは明白だろう。

(もしフランスが今大会優勝したらカンテが第1候補)

私が今のところバロンドール候補に挙げるとしたら以下3人。

 ・クリスティアーノ・ロナウド

 ・ルベン・ディアス

 ・ケビン・デ・ブライネ

ロナウドはセリエA得点王を獲得して史上初めて5大リーグのうち3つのリーグ得点王となったことに加えて、代表通算ゴール数が史上最多と並び、おそらく今大会でその記録を更新するだろうと思われる功績として挙がる。

ルベン・ディアスはDFリーダーとしてチームを支え、プレミアとカラバオカップの二冠達成が評価対象。

デ・ブライネもルベン・ディアスと同様の二冠の実績に加えてマンCの攻撃の中心プレイヤーもあり、バロンドールの候補に外す理由が見当たらない。

ちなみに、ルベン・ディアスとデ・ブライネに関しては優勝こそできなかったがUCLファイナルまで進んだことも考慮したらロナウドよりバロンドール受賞の可能性が高くなる。

そしてこのユーロ、優勝したらバロンドール受賞に大きく近づくことは目に見えていて、このベルギー対ポルトガルはロナウドとルベン・ディアス、デ・ブライネの3人の誰かが受賞する決め手となる試合だと思う。

この3人に割って入ろうとしているルカクが候補として挙げたいところだが、今大会のパフォーマンス次第ということでとりあえず今は外しておく。

この試合と今後の試合の結果やパフォーマンス次第でルカクのバロンドール受賞も十分にあり得るのは分かっているが。

 

②EURO2020の得点王とMVPを賭けた戦い

今のところ得点王に1番近いのは5得点のロナウド。

これに追随しようとしているのが3得点をマークしている

 ・チェコのシック

 ・ベルギーのルカク、

 ・オランダのワイナルドゥム

 ・スウェーデンのフォルスベリ

この4人。

試合の結果によってロナウドとルカクのどちらかが大会から退くことになるので、そうなれば勝った方は得点王とMVPの道が残されている。

EUROほどの大会は得点を重ねることが難しいので得点王はロナウドで決まりそうだが、まだグループステージが終わった段階なので2点差ならチャンスは十分にある。

今大会を見ていると、得点王を取った選手がMVPになるような感じなので、実質ダブル受賞を賭けた試合と見ていいだろう。

 

③セリエA2020-21のMVP VS 得点王

セリエA MVPのルカクと得点王のロナウド。

この試合で2020-21シーズンのセリエA最高ストライカーがどちらなのか証明する試合のような感じがしてならない。

大会やチームの条件などが違えど、両者ともにこれまでグループステージで活躍してきただけに、やはり見逃せない。

 

④マンCが誇る最強の矛と盾の勝負

ベルギーはデ・ブライネ、ポルトガルはルベン・ディアスとマンCのチームメイト同士、しかもマンCの攻撃と守備の要が対決するとは非常におもしろくなりそうだ。

マンCが誇る最高の攻撃選手と守備選手のどちらが試合を制するか、もしくは結果に関係なくどちらがスペクタクルなパフォーマンスを魅せてくれるかこれも見逃せない。
 

 

ここまで説明が長くなったが、試合予想はベルギー勝利と見る。

 

ポルトガルの攻撃はCFのロナウドと左サイドのジョタによる速攻が基本で、ロナウドとマッチアップするのはたぶんデナイヤー。

 

2019-20シーズンのUCLベスト8でも対決した両者だが(実はここも見どころの1つだったりする)そのときはデナイヤーが何とかロナウドを抑え込んだという感じで前回のデンマーク戦みたいなパスミスをしなければポルトガル戦では問題ないだろう。

 

実はロナウドの5得点のうち3点はPKで2点はゴールから極めて近いところからのシュートで決めている。

 

デナイヤーレベルのCBでもボックス内のスペースを消して徹底マークをすればロナウドを0点で抑えられるはず。

 

 

ジョタは変わらずエゴというか、ボール持ちすぎたりするイメージが私の頭の中で抜けきれないのでドイツ戦で先制点を決めたときのような場合ではない限り、またボールロストするだろう・・・

 

 

逆にベルギーの攻撃はデ・ブライネ先発予想でルカクとの連携でゴールを決めると同時に、おそらくこの試合でも先発起用のドクがポルトガル相手にゴールを決めてくれると思う(というより願望)。

 

 

そんな中でポルトガルが前半のうちに何とか1点を返すも最後はダメ押しの3点目を今大会でも絶好調のルカクが決めてベルギー勝利と見る。