2024年 9月 9日撮影 東京湾 金谷港付近にて
商船三井が所有・運航するパナマックス型ばら積み船
「玲峯」が福島県の相馬火力石炭発電所から空船で入って来ました。
東京ベイパイロットが乗船します。
三浦半島南端剣崎沖でNSユナイテッド海運のケープサイズばら積み船
「NSU SIRIUS」(291m)と日本船籍同士のすれ違いです。
ONE傭船のコンテナ船「SEASPAN ADONIS」(332m)と本船の240mがすれ違います。
「玲峯」
総トン数 60,873総トン
重量トン数 97,114重トン
全長 239.9m
船籍 日本 船籍港 磐城港
主機 ディーゼルユナイテッド製
出力 9,680KW
竣工年 2013年
造船所 ジャパンマリンユナイテッド呉工場
IMO番号 9641388
船主 商船三井
運航管理 MAGSAYSAY MOL SHIP MANAGEMENT, INC.–フィリピン
竣工当時はリベリア船籍でしたが現在は日本船籍になり
誇らしげに漢字表記の船名が書かれています。
スクラバー排ガス浄化装置未搭載の竣工当時の細長が煙突のままでしたので、
次回お会いした時に、どうなっているか興味のある所です。
東北・北海道方面の石炭火力発電所から空船で東京湾に入港する石炭ばら積み船が、
燃料補給やその他の理由で接岸せずに千葉沖でアンカーして、用事を済ませてその日の内に
積地に向かう事例をよく見掛けますが、本船もその通りでその日のうちに再び石炭を積みに
カナダのロバーツバンクに向けて出て行きました。