2024年 6月 20日 撮影 東京湾 金谷港付近にて
神戸の井本商運が運航する最大級の横浜/苫小牧航路の新造コンテナ船
「かいふ」が、苫小牧港から入ってきました。
本船は下関市の旭洋造船が建造する「ジャパンマックス型」と呼ばれる1万総トン数未満の
コンテナ船で、脚も入りコンテナバンもよく積んでの入港になりました。
三浦半島南端剣崎沖を通過します。
本船 (1,096TEU)がMSC傭船の「NAVARINO」 (8,530TEU)を追い越します。
大人の子供のように見えますね。
「かいふ」
総屯 9,662総トン
重量屯 11,817重トン
コンテナ積載 1,096TEU
全長 141.9m
主機 マキタ製
出力 7,300KW
船籍港 阿南港
竣工年 2023年
IMO 9961556
造船所 旭洋造船-山口県下関市
船主 篠野海運-徳島県阿南市
運航管理 平和マリタイム-神奈川県横浜市
本船の船舶管理は横浜市の平和マリタイムで、船長、一等航海士、二等航海士、
三等航海士、甲板長、甲板手、甲板手、機関長、一等機関士、二等機関士、司厨長の
計11名で運航しているとHPにありました。
この人員だと船長はワッチを外れ、ブリッジは2名体制のワッチ、機関部は機関長も入れて
3交代ワッチ行っているかと思われます。
横須賀火力発電所沖でTSラインの「TS QINGDAO」 (1,808TEU)とすれ違います。
井本商運は1,000TEU型2隻、600TEU型3隻、400TEU3隻、200TEU12隻、
100TEU7隻を運航する日本最大のフィーダーコンテナ船会社で、
本船の姉妹船に「きそ」が就航しています。
横浜南本牧埠頭に向かい、荷役後に再び苫小牧港に戻って行きました。