2024年 2月 29日撮影 鹿島港にて
東京にあるFAIR FIELD シッピングが運航する在来貨物船
「PULAU YOZORA」 が、ベトナムのクイニョン港から入って来した。
パイロット乗船、タグボート1隻体制の入港になりました。
南防波堤は時化などの荒天時にレーダーに写らない事があるので注意してくださいと
港湾管理者からの通達がありますが、港外はうなずける巨大なうねりが押し寄せています。
満載なので重そうです、ゆっくり舵が効いてきました。
14,00D/Wのツインデッカー型、2基クレーンの檜垣造船製の昨年竣工の新造船です。
「PULAU YOZORA」
総屯 9,937トン
重量屯 14,268トン
全長 127.1m
主機 マキタ製
出力 3,477KW
船籍 マーシャル諸島
竣工年 2023年4月
造船所 檜垣造船-愛媛県今治市
IMO 9965095
船主 LH INC.
運航管理 FAIR FIELD SHIPPING CO., LTDー東京
「PULAU」はインドネシア語で島と訳し「YOZORA」は夜空でしょうね。
オペレーターは特定しづらい青煙突になっていて、同社の「PULAU AOI」は
東興海運の定期航路リストに載っていますが、本船はありませんでした。
接岸する埠頭とベトナムからを考えると、積荷は珪砂かなと推測されます。
珪砂はガラスの原料になり、鹿島港にはAGC(旧旭硝子)の工場があります。
南公共埠頭Hに向かい、4日後に横浜港に向けて出て行きました。