2023年 9月 15日撮影 鹿島港にて
川崎汽船が運航するパナマックス型ばら積み船
「SCARLET CARDINAL」が北米東岸ミシシッピー川を遡った
コンベント港から入って来ました。
積み地のコンベント港には全農のターミナルがあり、行先は全農サイロです。
農協さん恐るべしですね。
穀物を満載に積んでいると思われますが、比重が軽いため満載吃水14.4mのところ
12.5mの少し軽めの脚での入港になりました。
本船は常石造船の300隻を超えるベストセラーのカムサマックス型のばら積み船です。
「SCARLET CARDINAL」
総トン数 43,010総トン
重量トン数 82,165重トン
全長 228.9m
船籍 パナマ
主機 三井E&S玉野工場製
出力 9,710KW
竣工年 2014年
IMO番号 9544059
造船所 常石造船-広島県福山市
船主 TSC1512 SHIPPING S.A.
運航管理 "K" Line RoRo Bulk Ship Management Co., Ltd.
SCARLETは真紅、CARDINAL (カージナル)は
日本には馴染みの薄いアメリカでよく見かける鳥の一種だそうです。
そういえばヌートバーがいるのはセントルイス カージナルスでしたね。
船体は錆が目立ちますが、ファンネルの綺麗なKラインですので、
本船もその通りでした。
逆光になってしまいましたが、日本の船会社ビックスリーの勢ぞろいは、
中々見る事が出来ません(^_^*)
北水路にある全農サイロに向かい、荷役後に水島港に向けて出て行きました。