2023年 9月 5日撮影 鹿島港にて
川崎汽船が運航する新造LPGと重油の両方を燃料とするLPG船
｢AXIS RIVER｣ が、北米メキシコ湾沿いのフリーポートから入ってきました。
恐らく、初めて荷を積んでファーストポートとして鹿島港に来たのではないでしょうか。
本船のような、積載量5万重トン、カーゴタンク8万㎥以上の大型LPG船を
VLGC(Very Large Gas Carrier＝VLGC)船と呼んでいます。
本船は川崎重工業から川崎汽船に納入しLPG炊きLPG船の3番船になり、
1.2番船に甲板上に設置されていたLPGタンクが本船には見当たりません。
鹿島石油原油受入れ桟橋(COP1)の前を通過します。
｢AXIS RIVER｣
総トン数 49,542トン
重量トン数 56,503トン
全長 229.9m
船籍 パナマ
主機 川崎重工業製
出力 12,150KW
竣工年 2023年6月
IMO番号 9949704
造船所 川崎重工業坂出工場
船主 AXIS RIVER SHIPPING S.A.
運航管理 K MARINE SHIP MANAGEMENT PTE. LTD.
川崎汽船のLPG船にはRIVERTが付いていますが、
VLCCタンカーには日本の河川の名前が付いています。
｢AXIS」(アクシス) は軸と訳します。
鹿島石油COP1桟橋のすぐ隣にある 鹿島液化ガス共同備蓄桟橋に接岸して行きます。
直ぐに荷役開始です。
翌日に、兵庫県東播磨港に向けて出て行きました。
