2023年 2月 18日撮影 鹿島港にて
商船三井の原油タンカーVLCC(Very Large Crude Oil Carrier)
「MITAKE」が鹿児島県喜入石油基地で一部揚げてから入って来ました。
本船入港と共に、代理店の山九のランチ「第二山九丸」が綱取りに向かいます。
鹿島港のよくあるパターンの喜入で揚げてからの入港で、
本船は、満載吃水20.8mのところ18.5mの写真映えのする脚になっています。
本日港内は無風状態なので、とても良い状態で操船していきます。
「MITAKE」
総トン数 160,416総トン
重量トン数 305,031重トン
船籍 パナマ
竣工年 2012年
造船所 三菱重工長崎造船所
IMO番号 9607863
船主 EXTOL SHIPPING S.A.
運航管理 MOL TANKSHIP MANAGEMENT PTE LTD
船名の「御岳」(御嶽山)は長野県にある日本百名山の標高3,067mの火山で
2014年の噴火では63名もの死者を出してしまった事はまだ記憶に残っています。
関東人は御岳山と言えば奥多摩にあるハイキングで人気のある山を思い出してしまいます。
緊急引き出し用のホーサーの準備も怠りません。
商船三井は2022年で120隻(11,407千重トン)のタンカーを所有しています。
本船のスクラバーはファンネルを邪魔していないので許される範囲ですね。
ENEOS系列の鹿島石油原油受入れCOP1桟橋に接岸し、オイルフェンス設置後
直ぐに荷役開始しです。
港内はとても静でしたが、鹿島灘はうねりが強くて白波が砕けていました。
翌日に堺港に向い、そこで揚げ切りペルシャ湾に向かいました。