2023年 1月 28日撮影 鹿島港にて
三菱ケミカル物流が運航する内航LPGタンカー
「菱翠」が三菱ケミカル2号岸壁から出て来ました。
本船はLPGとタンクに書かれていますが、HPによると積荷はナフサから分解され
プロピレンで合成樹脂や石油化学製品の基礎原料等に使用されるとありました。
「菱翠」
総トン数 748総トン
重量トン数 947重トン
全長 67.4m
船籍港 松山港
主機 ヤンマーディーゼル製
出力 1,471KW
竣工年 2017年
IMO番号 9810159
造船所 三浦造船所-大分県佐伯市
船主 恭海海運-愛媛県松山市
運航管理 恭海海運-愛媛県松山市
「リョウスイ」(菱翠)と読み達筆な漢字で船名が書いてあります。
本船を見た時にカワセミ(翡翠)を思い出してしまいました。
三菱ケミカル物流は内航ケミカルタンカー12隻(うち社船2隻)と内航カーゴ3隻を
運航する三菱ケミカルの子会社で、工場のある鹿島港の常連さんです。
本船を所有する松山市の恭海海運は内航タンカーを9隻運航しています。
そして本船は世界で初めて商船向けのナガシマプロペラ製の
CFRP(カーボン)プロペラを採用し、省エネと振動低減に寄与しているそうです。
横浜港に向けて出て行きました。