2022年 5月 21日撮影 金谷港付近にて
台湾TSラインのコンテナ船
「TS MANILA」が東京港から出て来ました。
本船は、建造当時は経営破綻した韓進海運のコンテナ船でしたが、その後ワンクッションを
経て最近TSラインに編入されています。
日本でおなじみのTSラインなので、航路は簡単に調べられると思って安心していましたら、
まったく本船がヒットしませんでした(ノ_<)
どうやらスポット運航で今回は東京湾に来たようです。
「TS MANILA」
総トン数 27,104総トン
重量トン数 33,704重トン
コンテナ積載 2,553teu
全長 199.9m
船籍 マーシャル諸島🇲🇭
主機 日立造船製
出力 21,735kw
竣工年 2007年
造船所 内海造船瀬戸田工場
IMO番号 9363429
船主 ROYALTY SHIPPING LIMITED-台湾
運航管理 FLEET MANAGEMENT LIMITED-香港
旧船名 PORT ADELAIDE(2020年まで)
HANJIN PORT ADELAIDE2016年まで)
いつ見ても自社バンだらけのTSラインは、53隻のこのクラスのコンテナ船を運航し、
その半分が社船と言う台湾ではエバーグリーン、ヤンミン、WAN HAIに次ぐ台湾4位の
コンテナ船会社になっていて、今後のコンテナ船建造計画が25隻78,857TEUもあります。
行先は香港で、その後高雄/上海/青島に寄港して、何とカナダのバンクーバーに向かいました。
恐らくバンクーバーからは日本に寄港しないで台湾/中国に行くと思われます。
ご安航をお祈りします。