令和 3年 9月 8日 撮影 鹿島港の風景
日本郵船が運航するばら積み船「METIS HORIZON」が主に石炭を降ろす、
原材料バースB岸壁から出港していきます。
パイロットが乗船します。
入港時は4隻のタグボートですが、出港時は3隻になります。
釣り竿が並んでいますが、たまに50センチクラスのカンパチが釣れていました。
METISは木星の16番目の衛星でギリシア神話の知恵の女神で
HORIZONは水平線の意味で、とてもお洒落ななネーミングですね。
「METIS HORIZON」
総トン数 108,901トン
重量トン数 207,839トン
全長 295.7m
船籍 マーシャル諸島
主機 三井E&G玉野工場製
出力 15,770KW
竣工年 2020年6月
造船所 名村造船伊万里工場
船主 WHITE REEFER LINE CORP.
運航管理 神戸シッピングマネージメント
新造船なのでスクラバー(排ガス洗浄装置)取付済みで、でか煙突になっています。
本船は、オーストラリアのニューキャッスル港に入れる最大の大きさの
ニューキャッスルMAX型で、環境配慮した諸設備を有しています。
パイロットが下船して、まだ積荷が残っている様で名古屋港に向かい、
ここで降ろし切り、オーストラリアのハイポイントに石炭積込に向かいました。
現在は、ハイポイント沖で順番待ちのアンカー待機中です。