生と死の、濃密なにおいの中の一日 | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。


朝からお墓参りに行って、
かほを見せることが出来なかった
小笠原家のご両親とおばあちゃまにごあいさつ。

完全にお水遊びと勘違いしつつ
お墓を洗うかほをみて
いろいろ思う。

それから近くの温泉とプールに行って
ひと遊び。
お風呂からあがる夫と娘を待っている間
FBで
まさかの
友人の訃報にふれる。

割と最近まで本人とやり取りもしていたし
いいねもたくさんつけてくれていた。
お見舞いに行った人の様子からも
まさかこんなことになるとは
思ってもいなかった。

それからまた家族で横浜に戻る。

思いっきり食べてキラキラ遊んでぐっすり寝て。
命の輝きそのもののようなかほと過ごしながら
あわてて訃報を各方面に確認する。

まりさんは
わたしを孝太郎さんに会わせてくれた人で
この人がいなければ
ボディーワーカーとして今の私はいないかも知れない
大切な友人でありお姉様でありヨガの仲間であり。
そしてオレモの最初のお客さんでもあった。
オープニングの日にまっさきにお友達と駆けつけて
なぜか合鴨農法で作ったお米をリュックに入れてしょって
持って来てくれたのだった。
オレモのドアを一番最初に開けたのはまりさんだった。

横浜に戻って来て
それでも元気にごはんを食べ
盆踊りをみた。

わたしの祖母が
わたしが小さい頃踊りをやっていて
盆踊りの前になると町内会館の
踊りの練習会にいつも連れて行ってくれていた。

そんな祖母のことも思い出しながら
そこにいると
盆踊りというのもが
ただの季節の風物詩ではなく
ほんとうに死者と
それを見送った私たちのための祭りであることが
肌で分る、こんな感覚は初めてだった。

生と死の濃密なにおいの中で
わたしはまだちょっといろいろなことが良くわからない。

生と死の状態の重ね合わせの
まるでシュレディンガーの猫みたい。

でも、私たち生きているものには
また明日が来て
明日が来たら今度はかほと川に行くんだ。
だからわたしはお弁当を作ろう。
そうして早起きしてまた家族で出かけよう。
生きている人は生き続けないといけない。
明日が来るからね。

まりさん、いっぱいありがとう。
何も出来なかった、ごめんなさい。
また会おう。