カテゴリーにまとめてあります。
はじめて行った国はインドでした。
いい加減書き終わりたい自分!!泣
と、何気なくカレンダーをみれば、
あさってはTの命日なのだ。
今でも忘れる事が出来ないあの日。
結婚して移り住んだ杉並から、ここ横浜に引っ越してくる前日の夜。
段ボールに囲まれた部屋でその電話を受け取った。
20歳そこそこでは一人で担いきれなかった大きな宿題を
とりあえず一緒に分け持った相手であったT。
彼を失った事で、私の宿題はさらに宙ぶらりんな状態になり、
引っ越しとも相まって、現実感のない、霧の中のような日々をしばらく過ごした。
その頃の日記。
行きて死ぬ私
人生の終わりなんてまだまだ先だと思ってた。
自分の前に見えていた道の一部が、砂のようにさらさらと崩れ去っていくのを
呆然と見ている。
私は、漠然と自分の寿命が尽きるまで生きていくんだと思っていたけど、一日一日を
「今日も死ななかったんだな」と思うようになった。
私たちは毎日、白か黒かの石を一個ずつ引いていて、今いる人たちは今まで偶然
一回も黒を引かなかった人たちなんだ。
私も明日は黒を引くかもしれない。
あるいはふいに、毎日提出していた答案に「合格」の判を押されて神様に呼ばれて
しまうのかもしれない。
今読み返しても心が、きゅうんとなる。
だが。
やはり私は子どもを産んだ事でひとつ「強さ」を手に入れたらしい。
今この「感じ」に、はっきりと一つの出口があるのを感じる。
それは、
生きて行くしかない、
ってことだ。
いや実は、そのまえにひとこと、
「うだうだ言ってないで」
を付け加えたい^^
では太字にして言ってみましょう。
うだうだ言ってないで生きて行くしかないんだよ!
フォントも大きくしてしまいました。
先日、あの頃の教会の仲間の結婚式があってね。
「あの頃の」仲間たちに再会したのさ、久しぶりに。
あの頃、
ヒロさんに育てられた仲間たちは、たくましいママたちになり
あの頃みたいに平和や、神様や、教会や、世界や、人生や、
恋だの愛だのについて議論する代わりに、
昼酒飲みながら「男はいつまでも子供」と全員がきっぱり言い切っていた^^。
なんだか、私はこっちの方が
この地上を生きている、
って言う感じがしてより真実を感じるんだけど、笑。
なにか、答えがある、っていう感じを、感じていたんだろうな、と思う。
あの頃ね。
しかしそんなものないのだよ。
答え探しのゲームを、ある段階では卒業できたのかも知れない。
糞尿と寝不足にまみれる事によって
今までにない、強いリアリティ、みたいなものを自分の毎日に感じるようになった。
だからいろんなシーンで
ぐだぐだ言ってないでただ生きるんだ!
といいたくなる、おばちゃん化でしょうか^^
だからね、
今私に出来て、
今私がしたいと思う事をします。
つまりは、
寄付をしてね、のラブレターに答えようと思う。
だってずっと気になっていたし。
なぜだか妄想ノートに
「世界中の子どもたちに教育を」って、書いてる自分がいたし。
ぐだぐだ言ってないで、お金送ります
その事が、ひろさんやTを生かし続ける事になるのかなとか、
あの宿題を少しはした事になるのかなとか、
そういうのはあと付けでいくらでも出てくるけど、
やっぱり人の人生は生きられない。
自分の分を生きるしかない、その選択の中で決めた事。
この人生で、いろんな人とすれ違って、少しずつ何かを交換しあって、
それでまた出来て行く自分として、この人生を生きて行く。
ただそれだけだ。
ということでつまり、ヒロ・プロジェクトに、宇宙塾&セッションルームでの収入の
一定額を送り続ける事にします。
(なんだか私も送りたいわ、という方はセッションルームまたは宇宙塾ご参加の際
お渡しくだされば一緒に送金させていただきます。)
NGOのWEBサイトはこちら SCOPE
これにて連載オシマイ。
おつきあいありがとうございました。
遠くまで旅する恋人に
あふれる幸せを祈るよ
僕らの住むこの世界では太陽がいつも昇り
喜びと悲しみが時に訪ねる
遠くから届く宇宙の光
街中で続いていく暮らし
僕らの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰も皆手を振ってはしばし別れる
「僕らが旅に出る理由」より。
▶ 最新のご予約受付状況
▶ お申し込み・お問い合わせ(PCから・携帯から)
こんなこともやっています
▶ 宇宙塾イベント・ワークショップ一覧