この数日、明け方にぱっちり目が覚めて眠れなくなる。
腸骨の内側が、筋肉痛の時のように、じわじわ~ジリジリ~として、目が覚めてしまうのだ。
こんな時は両足をジタバタしていると何となくすっとする。
まあ、内側で子宮とブラボーが育っているのでそんなこともあると思う。
成長痛みたいな感じかな。
赤ちゃんが、産まれてから意味の分からないタイミングで泣くことがあると思うが
こういうことが全身で起こっているとしたら、とりあえず泣いてエネルギーをのがすのが
一番簡単だと知っているのではないだろうか。
やるなあ。
そんなこんなで、ベットの中で、発生の神秘を楽しんでいたら突然ある
ひらめきがやってきた。
!!!
そうか。
私は哺乳類だ。
なかなかの衝撃であった。
これまで、宇宙の研究をしたり、システム開発をしたり、
解剖の勉強をしたり、アバターマスターで飛び回ったり、
けっこう人間らしい知的な活動をしてきたと思っていた。
人生についてとか、宇宙についてとか、意識についてとか、
自分が生まれてきた意味とか、周りの人との縁についてとか、
哲学的なこともくだらないこともたくさん考えてきた。
が、
哺乳類として生きる
ということには、まったく思いを馳せたことがなかった・・。
なんとかユニークなことをしようとか、
役につことしようとか、
目立ってやろうとか、
成功してお金持ちになろうとか、
ちょっとでも人より上に立とうとかいろいろ策略を練りはしたが、
結局のところ、
腹の中で子供を育て、
乳を飲ませ、
種を保存するという・・・
そんな生きものだったんだなあ~。わはは。
ナポレオンズの、首がくるくる回る手品(知ってる?^^)を見た時のような脱力を感じて、
真夜中にひとり、ムフフと笑った。
そんなしかけかよ!とな。
どてっと横になって、各乳に子豚が吸いついている豚の写真を思い出して、
かつてないほど親近感を感じたことでした。
あなたもわたしも哺乳類♪
やー、みなさん。
宇宙に行こうが、遺伝子の謎を解こうが、大金持ちになろうが、
結局哺乳類ですわよ!
そして夜があけて、
解剖図を開き、
ほう・・・じわじわ来てたのはこの筋肉でそれはつまり・・
ほほー、とまたひとしきり楽しんだのでした。
この哺乳類は、こういう仕組みになっているのかー。
クラニオメイトkeikoさんにこの話をしたら、
「kazuhaちゃんってさあ、
帰還の日が決まってるシャトル乗組員みたいだね。
帰るまでにまだこんなに実験残ってる!ってせっせと研究してる感じ^^」
と言われた。
うまいことをいう、と思いました。
やっぱり、哺乳類として生まれたからには
乳の質にはこだわりたいので、
そろそろ食事に気をつけようと思います。