両国・スタジオアプローズ「ロミオとジュリエット」感想というか、ただ愛を叫ぶだけというか。

 

ずいぶんと遅くなりましたが。
 

4月2日、千秋楽だそうな。お疲れ様でした。素敵な舞台を、感動をありがとうございました。
 

というわけで、マキューシオ=たつみげんきさんへの愛をひたすら叫ぶことにします。

……とはいえ、大好きなのは前回観た時と変わらないんだよなぁ。男前なのも変わらないし、綺麗なのも変わらないし。
………えーと………
………………………どうしましょう(笑)まあ、ぼちぼち。

 

まず、見た目に関しては、相変らず男前。前回の「12人の怒れる人」の時もそうだったけど、どんな激情型の人間になっても、役によってはすごく手振りが紳士的で綺麗。この人の手が動く時の、空気がふっ、と動く雰囲気がなかなか好きだったりする。

 

ただ、私の中で申し訳ないところが、げんきさんが演じなきゃ、ほんとにマキューシオって興味なかったから、「どんな子かいまいち理解しきれていない」。どんな子?愛を語り、夢を語り、女を口説き……本気で言ってる?自分の言葉に酔ってる?……ナルシスト?そうでもなくて……???いろいろ、彼を見ていて思うことはあるんだけども答えは出ず、一つだけ「すごくイキイキしてる」ことはわかった。楽しそう。彼は決して、チャラチャラしてる人間じゃなかった。何事においても、楽しそう。
女ったらしとか、そういう一面だけ見てるとなんだか誤解しそうだけども。彼には彼なりの「美学」っていうのが、きっとあったんだろうね。

 

娘さんを口説くシーンは→最初は、「げんきさんがこれですか」って感じで、衝撃でしかなくて。あまりに流れが自然で男前で、一周周ってついつい吹き出す、っていうこともありましたが
手の握り方とか目を見つめる時間とか、もう優雅なんだよなー。ただ、それが自分の気持ちに忠実だから女にとってはタチ悪いだけで。
果物売の娘さんを口説き始めて、花売り娘さんに睨まれた時は……ああ、ほらほら。って思ったよ。お?修羅場くるか?と。こりゃ、いつか刺されるわ。千穐楽で刺されなかったかしら(笑)

 

舞踏会のシーンは、からかう気充分だから、美しいと言うよりは、やってやるぜっていう感じ満ち溢れててあの台なんだろ、ジュリエットが座って溜め息ついてたアレ。(とりあえず「台」ということに笑)
あの台にバーーーっとあがって下々を見おろしてる時、なんかカッコよかったです。なんだろ、マキューシオって、見下ろすっていうか、見下すっていうか、そういう時、遺憾なく「カッコイイ」を発揮するよね(笑)
 

で、ヘレナを気に入ってー捕まえてー強引に引き寄せてー

うちゅうううううって唇つきだす、からの、ビンタ!

あーあ。そりゃやられるよね。正直、清々しくて気分よかった(笑)仕方ない、マキューシオくん、ちょっと反省しましょ。
充分可愛かったけどね。あれがDVDなら巻き戻し→再生エンドレスですわ。

 

 

ティボルトとの喧嘩。決闘。ほんと、いつも思うの。血の気が多くなった時のマキューシオってカッコイイんだけど、今まで数少ないけどげんきさんのお芝居観てきて、「たつみげんきが色っぽく見える瞬間」っていうのは初めて知った。これお得だったなー。

で、私のお気に入りが、やっぱり
ティボルトへの「来いよ」。で、指くいくい、ってするところ

………だからね。何度も何度も 何 度 も 言うけど!
あれはズルイわあ!!!あの綺麗な手でやられてみ。あれは反則だわあ。ほんと、これだけで観に行った価値あるもんね←
ほんと、ごちそうさまです。大好き。

 

で、さっきの繰り返しだけど、一度火がついたら、そのままわああああああ!!!ってなってしまうマキューシオが、全身からそのオーラを発すると、その、火は付いてるんだけど、燃えてるんだけど、炎の色は青い(んでもって熱い)みたいな
「見下す」感じがもうたまらんのです。

 

で、ティボルトに殺されるところは
………短剣似合うねぇ。綺麗だねぇ。刺されて倒れるまでの流れが、もう綺麗。一応決闘だから、乱暴だったりするはずなんだけど。綺麗。
で、ロミオが「割って入って」。苦しそうな演技させると天下一品ですな!「どうして割って入った!?」は、29日は、私の受け取り方としてはロミオを突き飛ばすまで終始「怒ってる?ねえ、マキューシオ怒ってる?」って思ってたのですが

 

………笑った。ふっ、て、マキューシオ笑った!!!
そこで笑うの!? ねえ、笑うの!?
………参った。カッコよかった。たしかにマキューシオは今までも確実に男前だったけど、この笑った一瞬で全部持っていかれた。
きっと、決闘の時点で、マキューシオは自分が死ぬなんて思ってなかったでしょ。まだ見ぬ死を目の前にして、とまどいとか、恐れとか、そういうものを突然ぐわああああって吐きだすんだろうけども

 

………そこで、笑うかね!?

「たつみげんき」のマキューシオじゃなきゃこの一瞬が見られなかったんだとしたら、二回目をみなきゃこの一瞬に出会えなかったなら、ほんと、来てよかった。

大げさかどうか、受け取る人に任せるけど

………この一瞬だけで、観に来てよかった。
それくらい、やられた。降参。

ほんと、しみじみ思います。大好きです、この人が。

で、「どっちの家もくたばっちまえ」でしょ。
マキューシオってどんな死に方するんだろうって思ってたけど、死に様まで男前。溜め息ものです。
 

マキューシオのシーンとしては、ここで「本音」っていうくらいの断末魔なのが本当に好き。

今まで、好きなことを好きなようにやってきて、それでも、家のことで押しつけられて、悩んできただろう彼が、堰を切ったようにぶわああああって叫ぶこの感じ。最後の最後で、やっと言ったな、って。

 

………この子、幸せだったのかな。そればかり気になって。女の子を口説くのは楽しかったかもしれないし、いろいろとわくわくすることもあったかもしれない。
でも、その短い人生のなかで、本気の幸せってあったのかな?
マキューシオが心から笑顔になることができた瞬間って、あったんだろうか?そのへん、考えなくてもいいんだろうけどもやっぱり気になって、考えれば考えるほどわかんなくって

どうやっても分かんないぶん、せめてマキューシオとして生きている間は、せめてげんきさんが幸せでありますように。とか考えちゃったりして。

男前ではあるけれど、だからこそ哀しい、切ないシーンです。

 

 

で。で。で。
ロミオとジュリエットが死んだ後、大公さまが若い二人が死んだことへの罰を、われわれは受けた……と語り、皆が蠟燭を持って集まるシーンは

うつむいて立ってるだけなのに、なんであんなに色っぽいんだと思う!?ねえねえ、なんで!?(混乱)

最後の最後「てぃあも」は、なんか可愛いし。なんかもうズルイわあ!!!なんで❤作っちゃうのさ!可愛いわねー、しか無いじゃん!
あーもうズルイ。

ニコニコしながらロミオとハイタッチしたり大公にお辞儀したり、あーもう!!!この男はっっっ!!!

 

→で、終わったころにはしっかと骨抜きですよ。まったく。これじゃ思う壺だよね!!!(誰の

終演後にお話しさせていただけば、だから好青年なんだってば。
優しい・礼儀正しい・笑顔がふわあってしてて

神父さま……もう、ほかに何を望みましょうや………

ほんとに、すっごく綺麗な目をしたこの人が
すっごく優しい顔して笑う人が

なんであんなマキューシオになっちゃうの???
不思議でしかたない。どこかにスイッチあるの???
(答:俳優さんですから。)

 

29日にすっかり忘れていた分、サインもきっちりいただきまして
さらっとメッセージも添えてあったりしたのですが

だからさ、それが男前なんだって言ってるでしょうがあ!!(壊)

なんでいちいちやることが男前なのかなこの人は。
あーもう好きですよ大好きですよそれがどうした!!(落ち着け)

………というわけで、いろいろ書いたけど

これ、私がほんとに言いたかったことかな?
これでいいのかな?ちゃんと全部書けてるかな?
………なんか、よくわかんないや

だから、とりあえず、最終的にいいますと

 

 

大好きです。

(だから、愛を叫ぶって言ったじゃん的な。)

「ロミオとジュリエット」感想つづきのつづき

 

★大公・キャピュレット・コロス★(新本一真さん)
もう……感想なんか書かずとも。貫録十分。ほんと、惚れます。

 

大公。威厳が凄すぎて、鳥肌たちます。最初は、キャピュレット・モンタギューそれぞれに、争いをやめるようピシッと言い放ちます。が、ここでは、「次やったら刑を科すよ」という警告。
結果、マキューシオは殺され、ロミオとジュリエットも死ぬことに。若い命が消え、永い間争った我々は、充分に罰を受けた……と話す大公さまは、「語る」ではなく、一言一言、大切に言葉を「置く」ように話されます。何がいけなかったのか、どうすればよかったのか……それを考えながら、紡ぐようです。

 

キャピュレット。ジュリエットのことを想っている、想えばこその縁談をすすめたはずが。思い通りにいかないことは、すごくもどかしいでしょうし、ジュリエットの心が自分から離れていくような気がするのは辛いでしょうが、お父様……本当に、「お前に貸す耳はない!」の台詞だけが、哀しくて哀しくてなりません。
冷たい……お父様冷たい!!そうならなくてはいけなかったのはわかっています。ただ……もう少し優しくしてあげて……!!!お願い。

 

コロスは、ただひたすらに優しい。29日に見た時はね、本を読んでいる気分で観ていました。
ただ、今回は、囁きかけられました。心に、訴えかけられたのです。「ロミオ」とか「ジュリエット」とか、名前がついて動き回る役ではないし、一瞬、ふっ、とあらわれて、語って、終わる。そんなコロスではありますが、存在感は充分です。

 

★キャピュレット夫人★(一井彩乃さん)
わ、ここにも可愛いのが居たーーーー
演じていらっしゃる女優さんは、1998年うまれ。私と16違うって。それでお母様って!!!どおりで、最初見たときは、本当に可愛らしくて、お母様に見えなかったのです。
それが、どうでしょう!(ビフォーアフター。)
威厳たっぷり。娘を愛し、娘の幸せを願う、堂々としたお母様でした。歩きかたにも落ち着きがあって、「ふけてる」と言ったらちょっと聞こえは悪いですが、本当に「お母様」という感じでした。ジュリエットを見つめて微笑む眼差しなんかは、とくに。
母の愛を感じました。

 

★紳士・ダンサー★(樋口優生さん)
なんだこの可愛い子は!!!
 

最初、乳母様によばれて出てきますが、その際なんと
フ リ フ リ エ プ ロ ン !!!!!!
似合う!超ー似合う!あまりに似合いすぎて、くぎづけです。
急げ―急げ―♪と歌う笑顔。うん。可愛い。
乳母様に寄り添い目を閉じる、「てんとうむしちゃん」。
や、もう可愛い。やめて可愛い。
彼に関しては、萌えポイントがありすぎて。

 

★ダンサー★(松原めぐるさん)
はい、可愛い女子!!!
果物売の娘さんですね。ほんと、マキューシオから林檎を捧げられたときの照れ方ったら……あーもうキュンキュン。
ほんと、恋の修羅場になりませんように。ほんと可愛い。
マキューシオ反省しなさ(ry
乳母様があれやこれや命ずる使用人さんらしきシーンもありますが、とにかくお美しいです。

 

 

………あれ?みんな終わった?んじゃ、次ははりきってマキューシオへの愛を叫びます。ふふ……ふふふふふ……←

両国・スタジオアプローズ「ロミオとジュリエット」感想つづき

 

★ピーター★(五十嵐正さん)
あれ?「とおせんぼ!」パワーアップしてる???やー可愛い!!!
やっぱり旦那様に「文字が読めない」ことをわかっていてもらえなかったのは悲しいね。もう、話し方が明るいような哀しいようなだから、より切ない。

ただ、その切なさを吐露している最中に、ずうううっと明るい音楽がひたすら流れているのです。あれは、ただのBGMということでいいの?顔で笑って心で泣いてる道化師的なものをピーターから受け取ったりしているのは間違いではない?
あのシーンの曲、本当に心惑わされます。が、あなたはみんなから愛されています。悲しまないで!

 

★ティボルト・死神★(CHIHARUさん)
うん。お綺麗!で、よくマキューシオとわちゃわちゃしているので(違)セットでよくよく見ておりましたが。彼が出て来ると、空気のピリつき方が多少変わります。
マキューシオはすぐに着火しちゃうけど、ティボルトは、ジュリエットを愛してるのに許されないというもどかしさを最初から抱いているので、家同士の諍いとは違うところにも憎しみを出して行かねばならず、怒ってばかりでは疲れないかね……と思っていました。
でも、きっと悲しみとか辛さもあるよね。「愛の代わりに家をやる」って言われてるってことだもんね。継がせるって言う割に、意外とキャピュレット様、ティボルトに冷たいし。
心の支えの筈のジュリエットは、どんどん違う方向に歩いていくし、もう、「殺す」っていうやり方しか、彼には見つけられなかったのでしょう。切ない……

死神さん。セクシーさ倍増。
それに、今回観ていて思ったのは、死を覚悟してからのロミオもジュリエットも、死神にすーーーーっと引き寄せられ、すーーーーっと綺麗に操られているのです。本当に、あれはなにか、力が宿っているとしか思えないほどの美しさ。すごい。

ついでに。「てぃあも」でマキューシオとハート作るのがめちゃくちゃ可愛いのは、本気でどうしてくれようか。

 

★パリス★(鈴木紀寛さん)
………すごい。パリスが「まぬけ」だけじゃない!(笑)
ほんとにね、最初は、こんなのと結婚したくないわぁ。だけの愛しいキャラだったのに、いつの間にやらちゃんとジュリエットを愛するひとりの男に!最初はもう、自分の愛だけを押しつけては去っていく強引さだけが目立つと思いきや、納骨堂でさめざめと泣く様は、ただただ若くして旅立ってしまった愛する人が淋しくないように………なんて愛に溢れているのーーーー!!!
最後、納骨堂にてロミオと剣を交えるときは、ただ、愛する人をこんな目に遭わせた憎き男を赦せない、それだけの想いが迸ります。
………いや、剣の使い方はへっぽこです。結構なへっぴり腰だし。だけど、問題はそこじゃなくて、どれだけの気持ちが剣にこもっているか、なのです。

パリス、オネエみたいとか言ってごめんなさい。あなたは立派な伯爵です。……ちょっと、アレだけど。←

 

★ヘレナ・バルサザー・花売り娘★(藤木芙三子さん)
はい出ました、花売り娘!もう、見せ場も見せ場、マキューシオに口説かれるシーンは、毎回毎回キュンキュンさせていただいておりました。「まあ」ってなるあの可愛さがどこから来るのか、そういうのをあらわすのが苦手な私はもうー……もうー!!!!

マキューシオは、彼女のほかにも果物売の娘にもちょっかいをかけますが……果物売の娘に「この林檎をあなたに捧げよう……」ってなった瞬間、マキューシオを睨んで去ってゆきましたね……
コレよコレ!待っていたのはこれこれ!!!
あー、いつかはこうなると思っていたの。ほんと、愛に忠実なのはいいけれど、マキューシオ、彼女に刺されないように気を付けてね(笑)

 

ヘレナも、可愛さが増してましたね。最初見たときは、元気がないのは婚礼のせい?と、ふつうーに尋ねていた気もしましたが、自分にそういう縁がないから……って言いながら、ジュリエットに寄り添う優しさと可愛さが………ねえ、可愛い!!!

 

………舞踏会では、マキューシオに絡まれ(言い方
うちゅー、っと唇をつきだすマキューシオに、思いっきりビンタ!
はあー!気持ちいい!清々しい!
マキューシオ、素直すぎです。ちょっと反省しなさい(笑)
………おっと、ここはマキューシオの感想じゃなかったぜ。

 

バルサザーは、ロミオに、ジュリエットが死にましたよ、と伝えなくてはいけない、切ない役どころ。
どうかお心を落さないでください、お顔の色がすぐれません、なにか嫌なことが起きそうな気がする……それだけしかないのに、これからを予見させる大事な役ですから、大変でしょうが……これがまた、可愛い。(違)いや、りりしい。とても。

~長くなったので、つづく~