※この記事は2023年5月24日に、noteで投稿した記事を転載しています。

 

 

とうとう手が出てしまった……。

 

 

サヨちゃんの吠えが、一向に止まりません。サヨちゃんはボクを監視するように、ずっとボクの方を見ています。ボクが動いたり話し始めたりすると、外にも響き渡る大声で吠えてきます。

 

 

吠えをやめさせるため、試行錯誤しました。怒ったり、なだめたり。効果は乏しく、吠えが増長してしまいました。

 

 

サヨちゃんはボクと2人きりだと、ソファーに萎縮するように座っています。そして妻が帰ってくると、途端に吠えるようになります。

 

 

その態度が、妻がいるときだけ強気に出る臆病者に見え、ある晩ブチ切れてしまいました。妻が間に入ってくれてすぐ手を引けましたが、そこから数日、家族の関係がギクシャク。

 

 

「なんで手が出ちゃったんだろうか……」

 

 

怒り任せの行動を後悔しつつ、なぜ怒ってしまったのか、すぐに原因探しです。

 

 

怒りが湧くのは勉強不足だから

怒ってしまった原因を考えると、サヨちゃんに自分の理想を押し付けているからと気づきました。

 

 

さらに言うと、それは、ボクがサヨちゃんを理解していないということ。つまり、ボクの勉強不足です。

 

 

犬の習性、考え方の傾向、しつけの仕方など、犬まわりの知識不足。だから人間での傾向を犬に求めて、ギャップにイライラしてしまいました。

 

 

ボクに必要なのは、犬とのコニュニケーションを学ぶこと。さらに妻がネット教材を送ってくれたので、勉強を始めました。

 

・犬には主従関係が必要なこと
・犬は人間の言葉をある程度認識できること
・人間社会で生きるためには、社会性が必要なこと
・犬は行動と報酬を紐づけられる時間が短く、すぐに褒めないと効果がないこと
・犬の行動には必ず原因があること

 

 

サヨちゃんを観察していると、どうも妻をリーダーとしているようです。なので今は妻を起点にして、吠えないしつけをしています。

 

 

犬の気持ちが理解できない飼い主だと、わんちゃんは幸せに暮らせないですもんね。

サヨちゃんが穏やかに過ごせるよう、ボクが変わらねばなりません。