水嶋かずえピアノ教室のblogにお越し頂きまして、ありがとうございます
前回に引き続き、本日は教材の目的②です
今までも、レッスンで気付いた時に投稿してきた内容ですが、
最近ご入門頂いた生徒さん達にも共有して頂き、効率的に練習をして頂きたく、内容が重複するかもしれませんが、
どうぞお付き合い下さいませ
さて、教材の目的第2回目は、
ソルフェージュ
当教室で使用している教材は、
絵もなく、カラーでもなく、
それもそのはず、
かの有名な桐朋学園大学(私の恩師の出身校でもある)の
「子供のための音楽教室」が編集した教材で、
第1刷が、なんと1954年
70年前に発行された教材です
今春、リニューアルされ、文字がすっきりと見やすくなったように感じます。
(5月入会の生徒さんから新書です 4月入会生、おしい)
このソルフェージュで、沢山のことを学んでもらっています
①初めは、真ん中のドからの音読みとして、
②ド~ソまでの5音が読めてからは、リズムの学習として、
③導入期のリズム(音符の種類)を理解してからは、
拍子の学習を始めます。
そして、半年ぐらい学習を進めていくと、
広い音域の音が出てきたり、
タイやシンコペーションなどのリズムも複雑になってきたり。
ただ歌うだけではなく、
かずえ先生流のやり方(完全なる独自スタイルですで、休符や、タイのリズム(タイミング)をとってもらっています。
加えて、
ブレス記号を守って歌えているか?
はつらつと、自信のある声(小学校の歌のテストで良い評価がもらえるレベル)で歌えているか?
等、チェックしています
そこで、度々感じることが
ピアノを弾く宿題より、ソルフェージュをとても軽視していること
なぜ?
ソルフェージュの楽譜がスラスラと読めない
単純なメロディー楽譜が歌えないのに、
2段譜のピアノの楽譜が読めるのか??
短いメロディー楽譜が歌えないのに、
両手で異なる音を弾きながら、メロディーが音楽的に歌えるのか?
疑問です
なぜ軽視するのか?
ピアノはスラスラと弾いてくるのに、なぜソルフェージュはたどたどしい歌い方しか出来ないのか?
わからぬ
ピアノの歌い方(歌いまわし)の上手な生徒さんは、
みんなソルフェージュも上手です
声楽家に負けず劣らず、息の長い生徒さんもおられ、いつも感心させられています
オペラ歌手になれるよ~
とついつい声かけしちゃいます
もちろん、連絡ノートに誉め言葉を書いています
では、
練習が足りているかの目安は、
ソルフェージュは一発合格❗が当たり前と思って頂きたい!
宿題やり直しになった時は、明らかに練習不足です。
ご家庭でもお声かけ頂けると助かります。
どうぞ宜しくお願い致します