150年ぶりに復活した大船鉾!
(大船鉾:京のまつり研究会 絵葉書)
後祭のしんがりをつとめる大船鉾、
幕末の禁門の変の火災で焼失したということですが、
今年2014年についに150年ぶりに復活しました。
毎年のように期待していたので感無量です!
ただし、そのピットイン姿は残念ながらビニールパック状態です(笑)
まぁこのビニールパッキングも祇園祭の風物詩といえるんですけどね(笑)
ちなみに車輪はパッキングされていません。
[祇園祭の鉾の車輪ウォッチング] ファンの皆さんには
たまらないことでしょう(笑)
大船鉾の会所では今年も神功皇后を展示していました。
御簾で顔が隠れて見えません。
顔を隠すのは、あくまで平安時代以降の高貴な女性のエチケットであり、
神功皇后の時代にはなかった習慣なのでちょっぴり違和感があります。
ただ、このありえないシチュエーションも
かなりの昔からの伝統になっていると考えられるので
むしろしっかりと保存すべきであると考えます(笑)。
今年はすでに山鉾に装着されてビニールパッキングされていました。
毎年会所で観ていただけにちょっぴり感無量でした~!
↓こちらは鉾の後ろに装着されるかじといわれる部分で
現在会所に展示されています(写真は去年撮影したもの)。
↓こちらは鉾のミニチュアです。
木曜日の山鉾巡行ではその雄姿を見せつけてくれることかと思いますが、
今年はどうしても観に行くことができません。残念!
さて、梅雨が明けた今日は、大船鉾を訪れた後、
めちゃくちゃ暑い中をひたすら突き進んで(笑)
四条寺町の御旅所の牛頭天王=スサノオを参拝しました~
相変わらずめちゃくちゃ黄金に輝く神輿ですね~!