桜宮高校体罰問題(2) | 西陣に住んでます

桜宮高校体罰問題(2)

西陣に住んでます-橋下市長



前記事:[桜宮高校体罰問題(1)]


以前にも何度か宣言してますが(笑)
私は橋下徹市長の新自由主義的な経済運営を中心とする政策は
正しくないと思っています。

しかしながら、桜宮高校体罰問題における橋下市長の論理は

極めて的確であったと思っています。


桜宮高校の体罰問題を重く受け止めた橋下市長は、

桜宮高校体育科の入試の中止を提言しましたが、

この記事では、それ以降の経過をさらに辿ってみることにします。



1教育予算停止の予告


橋下大阪市長は、桜宮高校の入試について


・桜宮高校の体育科の入試中止
・桜宮高校の運動部の前顧問教師異動


の2点を条件とし、

「この条件を実行しなければ教育予算を出さないと宣言ました。


メモ産経新聞 2013/01/18 12:00
[「入試中止しなければ予算執行せず」 橋下市長が対抗措置表明]


その生の声は次の通りです[橋下市長会見]


橋下市長

・体育系のクラブ活動の顧問は
 絶対に4月1日から総入れ替えにしてほしい。
 まだ4月からいるなら、その後の体育教師の人件費は執行しないと
 教育委員会サイドに伝えた。
・教育委員会が決めたことに対して自動的に予算がつくわけではない。
 僕には僕で予算の執行権があるのできちんと行使する。


本質的にこの問題は、次の二つの選択肢のどちらを
選ぶべきかというディレンマであると思います。


1.入学試験中止の選択
教育現場においてその指導方法が不適切であることに関連して
生徒の自殺という重大事が起こってしまったにも関わらず、
(1)事案の重大性に対する認識が不十分である
(2)事案に至ったメカニズムが未解明である。
(3)事案の原因となった関係者の処分が不透明である。
ことから、桜宮高校体育科が現段階で改善されているとは言えず、
そのような組織に高校生を入学させることは許可できない。


2.入学試験実施の選択
生徒の自殺は高校側の責任であり、受験生には何も責任はない。
入試の直前時期に入試を中止すると、
受験生に受験校の変更を余儀なくさせることになり、
大きな混乱を招く。


このようなオルタナティヴの状態において、
マスメディアの記者が一斉に橋下市長批判をします。
その中で最悪なものがABC朝日放送木原善隆記者の
質問ならぬコメントでした。[youtube 1:22:50から]


メモ橋下市長記者会見Q&A 2013/01/17


ABC木原善隆記者
桜宮高校の件ですけど、意見を言わせてもらってもいいですか?市長が強い流れを断ち切らなければならないと強い思いはよくわかりますし、そのために強いメッセージを出しておられるのは、われわれそういうやり方に慣れてますからね、予算執行人質にとってやるという交渉方法わかりますけど、それで右往左往しているのは子供たちですよね。もう一つ申し上げたいのは亡くなった子供のことを考えろと言ったら誰も反論できなくなりますよね。そういうやり方をして果たして子どもたちはどう思うのか?最初に市長の方から取材の自粛要請ありましたけど、われわれもちろん節度ある取材に努めますけど、市長の言葉に右往左往しているのも事実なんですね、そのへん議論するとまたエスカレートするでしょうから、お答え結構ですから、月曜まで時間あるから冷静に一度考えていただいたらと思いますけど。


まず、この木原善隆氏という人物は記者会見というものを取り違えて

橋下市長に意見しています。

メディアは取材先に意見すると言う性質のものではなく、

取材を通して取材先の考え方を伝える役割です。

それが「議論するとまたエスカレートするでしょうから、

お答え結構ですから」などと傲慢な言葉を市長に投げかけ、

「月曜まで時間あるから冷静に一度考えていただいたらと思いますけど」

などと市長に命令しています。

この人物が橋下市長にインタヴューできるのは、

この人物がマスメディアに属しているからであり、

その機会を利用して自分の意見を一方的に述べるなど言語道断です。

「予算執行人質にとってやるという交渉方法」という悪意ある

フレーズ選択(Phraseology)は選挙で選ばれた首長の権限を脅かす

民主主義に対する冒涜です。

ただ私的な入社試験を受けてマスメディアに入社しただけで、

大阪市民からオーソライズされているわけでもない一個人が、

メディアだけに与えられた特別な機会を利用して個人のプロパガンダを述べる

など許されることではありません。

「それで右往左往しているのは子供たち」というフレーズは、

憐みに訴える論証(Appeal to pity)罪に訴える論証(Appeal to guilt)

という誤謬に典型的に用いられるフレーズです。

そのような論証法を自ら使っておきながら、

「亡くなった子供のことを考えろと言ったら誰も反論できなくなりますよね」と

橋下氏が逆に憐みに訴える論証を行っているように強く印象付けているのは

ダブルスタンダードに他なりません。

できれば「子どもたちはどう思うのか?」というレトリカルクエスチョンの答えを

この記者に逆質問してみたいところです。

「節度ある取材」からかけ離れたこのようなプロパガンディストが

堂々と取材記者と言うプロフェッションを名乗っていられる

現在の日本社会のナイーヴさには深く失望するところです。

このような記者が論理とはかけ離れた誤謬を

報道番組で堂々と繰り返すことが容認されていることは、

桜宮高校バスケット部顧問のような人物が

堂々と体罰を繰り返すことが容認されていたことと非常によく似ていると思います。


ちなみに橋下市長の回答は次の通りです。


橋下市長
反論する意見も出してもらって結構だが、こういう状況になったときには冷静に何をしなければならないのか(受験生には)考えられる年齢だと思ってます。そういうことをしっかりやっていくのが学校現場だと思っているし、それが校長だと思っているし、そういうことができなければ、成人になったときにこういう問題が起きた時に乗り越えられるような大人になれません。こういう状況になったら自分達で違う道をきちんと選ぶ、今まで考えてきた道、それが異なるような状況になったのであれば、違う道を模索していく、それがやれるような能力をつけさせる、それが教育だと思いますね。もうこんなところで右往左往っていうのは方針を示さないからですよ。右往左往させないためにも。早く違う道を模索してもらいたいというのが僕からのメッセージです。


学校というものは、知識や技術を教えていただくところですが、
それ以上に、市長の言うように「ものの考え方を身につける」ことの方が
重要であると私も思います。



2保護者による緊急会見


橋下市長の発言を受けて保護者が緊急会見を開きます。
その会見の一部の内容は次の通りです。


メモ保護者緊急会見 2013/01/18


保護者

・市長のあの発言は違法である。
・体育科を希望する受験生は勉強に加え毎日トレーニングが必要です。
 それを目標にする子は体力面でも勉強面でも頑張ってきているんです。
・橋下市長も大義名分があると思う。でもそれを言うのであれば、
 一度学校に来て子供たちの目や顔を見て自分の思い、
 大義名分を言ってください。


まず、橋下市長は「違法」なことは一切行っていません。
入試実施の決定権はあくまで教育委員会にあり、
橋下市長は教育委員会への提言を行うと同時に
行政の長としての執行権限を予告したに過ぎません。
言葉の誤用は議論においてフェアでありませんし、
論敵が政治家である場合に何を言ってもいいような風潮は
厳に慎むべきと考えます。
「毎日トレーニングが必要」というのは
実技が試験科目である以上、当然重要であると考えられます。
この場合、試験科目に実技を伴わない高校に受験することは
生徒にとって明らかに不利となります。
単純に入試を中止した場合、問題となる事柄かと思います。
「一度学校に来て子供たちの目や顔を見て自分の思い、
 大義名分を言ってください。」
というのは、明らかに非論理的な発言です。
橋下市長の提言が大義名分であるのならば、
子供たちの目や顔を見ても変更すべきでありません。
もちろん一人の行政の長が、桜宮高校体育科への受験生がいる
すべての学校に訪問して説明することを求めるなど
大人としての常識を疑うレトリカルな要求です。



3文部科学大臣のコメント


下村文部科学大臣が定例会見の質問を受ける形で
桜宮高校入試中止問題案件に対する考えを述べました。


メモ文部科学省下村大臣会見 2013/01/18


下村大臣

仮に出願時期直前に中止した場合は、
志望校の受験に向けて準備をしてきた中学生に
重大な影響を与えることも考えられ、
こうしたことも踏まえ検討されるのではないかと思います。
(中略)
現場(教育委員会)の判断を尊重したいと思います。
(中略)
我が国は法治国家ですから(中略)
私は今のルールの中でルールとして決めることは決めることであると
ただ、それ以外、そもそもの教育委員会のあり方については
橋下市長が表明をされている過去の教育委員会との関係の中での
意見については、われわれも賛同するところがございます。


教育行政の長としては、当然のことながら
法律に従って教育委員会の判断に委ねると言うことです。



4桜宮高校全校集会


報道によれば、橋下市長が桜宮高校を訪問し、
全校集会で発言すると同時に
2名の女子生徒と30分ほどにわたって議論をしたようです。


メモ桜宮高校全校集会 2013/01/21


女子生徒2名
・勝つことだけを目標にやってきたわけではない。
・礼儀とかマナーもこの学校で学んだ
・市長の発言に苦しんでいる人もいる
・受験は人生に一度、その機会を奪ってほしくはない。


「勝つことだけを目標にやってきたわけではない」

「礼儀とかマナーもこの学校で学んだ」のかもしれませんが、

勝利が何よりも優先されていたことは明らかであると思います。

これは論点のすり替え(shifting to another problem)です。

「市長の発言に苦しんでいる人もいる」というのは、

入試の中止に対しては、何の意味をなさない

不当理由の誤謬(irrelevant reason)です。

さらに、受験の機会を奪わないでほしいというのは

受験生マターで在校生マターではありません。


橋下市長のコメントは次の通りです。


橋下市長
受験生や在校生の声だけではものごとを決めていくわけにはいきません。
先生が間違っている、学校が間違っているというところを正していくのが
僕の役割であると伝えました。



5大阪市文教経済委員協議会


大阪市議会の文教経済委員協議会で何人かの大阪市議会議員が
橋下市長に対してヒステリックに入試中止発言の撤回を求めました。


メモ大阪市文教経済委員協議会 2012/01/21[動画]


公明党 待場康生議員
在校生に全部負担がいっている。OBも悔しいつらい思いをしている。責任を負わせてしまってもいいのか。」


私には待場議員の発言の意図がわかりません。
今回のことで「在校生に負担がいっている」ことや
「OBが悔しいつらい思いをしている」ことと
入試中止との間には何の関係もないことです。
明らかな論点相違の誤謬です。


自民党 北野妙子議員
15歳の子供たちに時の権力者が自らの考えなり思想なりを押しつけるというか
それを強行することがある種の私は暴力ではないかとさえ思うわけでございます。


北野議員は、

橋下市長に「権力者」というレッテル(Name-calling)を貼り、
15歳の「無抵抗な」子供たちを支配しようとしているような
構図を無理やり作ってそれを「暴力」と
さらにレッテル貼りしています。
わずかな発言の中に二度もレッテル貼りするこの議員の論理こそ
私は言葉の暴力であると思います。

この待場議員や北野議員の質問に対して橋下市長は答弁しました。


このやり取りを冷静に素直に聞くとわかりますが、
各議員の質問がいずれも極めて感傷的な予断を含んだ
非論理的な情緒論に終始しているのに対し
橋下市長は感情を排除して理路整然した正論で答弁していると
私は考えます。
はっきり言って、質問をしている各議員と橋下市長とでは、
政治家としての器に極めて大きな差があると思います。


橋下市長
・来年度どういう教育をするんですか?
 単に受験の混乱を回避するためにとりあえず生徒を送り込む
 のは事なかれ主義の最たるものだと思う。
 (この発言のみ1月18日の同委員会、以下は1月21日)
・なんで仲間が死んだ4日後に新人戦に出てもいいかどうか?
 そんな議論になるんですか?
 クラブ活動で勝つことで頭がいっぱいになっている。
 生徒も保護者もみんな教員も頭がいっぱいになっている。
・2011年にバレーボール部でその顧問が停職になっている。
 あれ以来何にも変わっていないです。
・今は体育科として新入生を迎える状態にないと思う。
・桜宮高校の体育科の教育方針がきちんと決まるまでは
 絶対に生徒は迎え入れてはならない。
・受験生はそれは混乱するでしょう。
 しかし教育の現場として機能していないところに
 とりあえずと言うことで入れることが
 どれだけまちがっていることかということを
 僕は冷静に判断していただきたい。
・学校訪問後市議会で公明党・自民党から反対の声が上がる中、
 客観的に市長として、大阪市政の全責任を負うものとして
 ありとあらゆる情報が今来てる状況の中で
 今はやっぱり体育科として募集するわけにはいかんと・・・



6桜宮高校の保護者らの抗議


入試中止の撤回を求めて大阪市役所前で
桜宮高校の保護者らが抗議しました。


メモ桜宮高校の保護者 2013/01/21


保護者

・大人たちのしてしまったことに対してその罰も悪いことも受け入れている子供たちをまたまた追い込んでいく。これはどうしても許し難いです。
・生徒さんが一番かわいそうだと皆さん思いませんか?


抗議の意図がまったくわかりません。

子供を利用した典型的な憐みに訴える論証(Appeal to pity)です。



7体育科受験生と保護者


どこから探してきたのか(笑)、
テレビのワイドショーでは桜宮高校体育科受験生と保護者を

インタヴューしていました。


体育科受験生の保護者
・生きているだけで何度もチャンスがあると言われてもすぐには切り替えられない。本当に一言だけだったので「えっ」って言うだけで本当に言葉が出なかったと思う
・子供たちには何で受験が中止なのか、受け入れ態勢が整っていないとか、そんな言葉だけでは子どもたちは理解できない。
・入試中止なら人生がここで意味がなくなると思う子もいるかもしれない。引きこもり・自殺と言う子が出てこないとは限らない。
・入試続行でも先が見えないまま子供を預けていいのか心配ですし不安。


「すぐには切り替えられない」ことについては同情します。
率直な言葉であると思います。ただし、
「受け入れ態勢が整っていないとか、
 そんな言葉だけでは子どもたちは理解できない。」
という言葉にはレトリックがあると思います。
人生の中でトラブルを直視しなければならない経験は
多くの(というか、ほとんどすべての)人間が経験するものです。
「入試中止なら人生がここで意味がなくなると思う子もいるかもしれない。
引きこもり・自殺と言う子が出てこないとは限らない。」
などと発言するのは極めて無責任な恐怖に訴える論証(Appeal to fear)です。
もし受験生の保護者であるのならば、このようなネガティヴな状況を
半ば容認するような発言については厳に慎み、
命の大切さを教えるべきであると考えます。


体育科受験生
(体育科に入りサッカーをしたいと体験授業にも参加した生徒)
・友達は僕が桜宮高校に行きたいことを知っているので

 ニュースがあった次の日学校に行ったらみんなから「どうするの?」って・・・
・このことがあって学校に行っても元気がなかったり、

 集中できなかったり楽しい学校生活もあと少しなのに・・・
・入試中止、運動部顧問教師の異動のどちらにも反対。
・もし桜宮高校の体育科が受けられるなら行きたいが、

 僕は顧問の先生がいいと思って桜宮高校のサッカー部に行こうと思ったので

 顧問を代えられたら行く意味がない。
・こういうことが起きてしまったからには、

 残り少ない選択肢も考えて違う方向に進んだ方がいいのかなと。

 これで人生が変わってしまうかもしれないけど、

 僕たち受験生の悩んできた時間を返してほしい。


多感な中学生なのでこのような事件に際して悩むことは
とっても自然なことだと思います。
ただ、運動部顧問教師の異動に反対するというのは
明らかに越権行為です。
教師の人事異動はどこの高校でもあることですし、
受験生が反対するようなマターではありません。
そして「顧問を代えられたら行く意味がない」ようだったら
行かない方が賢明であると思います。
顧問の先生が人事異動するリスクは非常に高いと考えます。
このような子供の我儘発言をテレビでそのまま放映してしまう
マスメディア(TV朝日系)の非常識な対応には
ただただあきれてしまいます。



8市長と市教委の意見交換会


入試の可否を決定する大阪市教育委員会の会議に先立ち、

橋下市長が教育委員に自論を述べます。


メモ市長と市教委の意見交換会 2013/01/21[youtube]

橋下市長

教育委員会会議を開催するにあたりまして、これから桜宮高校の体育科の入試を継続するか否かのご判断をされるかと思うんですけど、その際に大阪市民を代表して教育委員会の皆さんに意見を述べさせていただきたいと思っています。まず今回の桜宮高校の体育科の入試の継続するかどうかの判断で一番重要なポイントは、今の桜宮高校の体育科は、新入生を迎え入れる状態にあるかどうかとその一点に尽きるかと思います。(中略)暴力が原因となったこの自殺事件でありますけれども、これだけの暴力と言うものがある意味常態化し、そして周りの先生も誰も止めることができなかった。校長も教頭もさることながら目撃していた現任していた先生もそのような指導方法が妥当なものだという認識のもとにこれを止めることができなかった。そして何よりも今の桜宮高校の体育科ないしはクラブ活動における指導方法を多くの生徒や保護者が容認しています。むしろ先生のこの指導方法を望んでいる、そういうところも感じられます。これから桜宮高校の体育科を目指そうとしている受験生もこの桜宮高校のクラブ活動での指導方法を望んであえて桜宮高校を受験しようとしている、そういう生徒も多いです。本当にそれでいいんでしょうか?桜宮高校でのクラブ活動での指導方法は、生徒や保護者はそれが正しいと、それが望ましいと思ってるかもわかりませんが、ホントにそれが正しいかどうかをチェックするのが本来は校長であり教頭でありそして教育委員会であると思っています。校長や教頭は全くチェック機能を果たせませんでした。ですから教育委員の皆さんにおかれましては、桜宮高校におけるスポーツ指導が正しいものなのかどうなのか?もし正しくないと言うのであればそれは一過性のものだったのか?あるいは恒常的、常態的に行われていて、ある種、桜宮高校としての指導方法になっていたのではないのか?そしてそれが高校での指導方法としてある意味確立しながらそれを生徒や保護者が正しいものと受け入れている、そのようなメカニズム、その原因、その要因は何なのか?そこをしっかりと見ていただかないととてもではないが新入生を迎えられることはないと思っております。(中略)教育委員会の独立性というものはまさにこういう時にこそ発揮されるものと思っています。(中略)世間の入試を継続しろという、普通に考えればまぁそういう結論になるんでしょうけれども、そういう声、そういう風に流されることなく、今回のことの本質を的確に認識していただいて、そして今把握されている事実を基に、教育的な観点からご判断をしていただきたいと思います。


この論説はまったくの正論であると私は考えます。


この後に教育委員会が会議を行い、入試の可否を決定しますが、

以降の議論については次の記事で考えてみたいと思います。