ナポリ イタリア旅行記2011
今回の私のイタリア旅行は、南イタリアのナポリから始まりました。
この日は、イスタンブール経由でローマ空港に朝10:40に到着、
鉄道を使って昼14:10にナポリに到着しました。
ナポリは私にとって今回初めての訪問です。
以前から「ナポリを見てから死ね」という格言に想像を膨らませていて
いつかは絶対に来たいと思っていました。
その一方で、汚く治安が悪いというよくない評判もつきまとう街です。
残念ながら、旅程の関係から、
今回ナポリ観光に費やせるのはこの日のみです。
・・・というわけで、風景とピザのみ(笑)をテーマに
ナポリの街を歩きました~!
まずは、10分でナポリの交通システムを理解すると(笑)、
向かったのはナポリの下町、スパッカナポリ!
京都のような狭い路地がたくさんあるこのエリア、
ホントにイタリアらしい↓こんな風景に出会えました!
洗濯物を外に干しまくるのは、南イタリアと日本の文化ですよね(笑)
次にバスを乗り継いでナポリの港、サンタルチア地区へ・・・
何とも風光明媚な海岸線の向こうには、
ナポリのランドマークのヴェスヴィオ火山が見えました。
このとき、私の頭の中にはナポリ名物のカンツォーネ、
♪サンタァ~ル~チィ~ア~ サンタ~~~ルチィ~~ア~~
が流れていたことは言うまでもありません(笑)
港のすぐ横にはヌオーヴォ城があり、
丘の上にはサンテルモ城が見えます。
次にはこの丘の上を目指します。
しばらく歩いて丘へ登って行くと、荘厳で優美な王宮が見えてきます。
この王宮の正面にはプレビシート広場があって、
サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂を逆光状態で臨みました。
このとき、私の頭の中にはあの「私の太陽」というタイトルのカンツォーネ、
♪オ~ソ~~レ~ オ~ソ~~レ~ミオ~
が流れていたことは言うまでもありません(笑)
この先を進むと、
あのミラノのショッピングアーケイドのガッレリア・エマヌエレ2世に
クリソツのショッピングアーケイドのガッレリア・ウンボルト1世がありました。
このガッレリアミラノに少し遅れて造られたようです。
そして、ケーブルカー(イタリア語でフニクラ)に乗って、
丘の頂上をめざします。
もう言うまでもないかと思いますが、このとき、私の頭の中には
♪フニクラ~ フニクラ~ フニクラ~ フニクラ~~~
が流れていました(笑)
フニクラの終点からしばらく登って行き、サンテルモ城に到着しました。
めちゃくちゃ不思議なことに、
この城にはほとんど観光客がいないのですが、
この城のトップから観たナポリの街の風景は、
本当に素晴らしいとしか言いようがありません。
時間は夕暮れ時・・・眼下には
夕陽で赤く染まったナポリのパノラミックな風景が広がりました~!
きっと「ナポリを見てから死ね」というのは、
この赤く染まった風景なのではないかと思いました。
さらに右を見ると、さっきまでいたサンタルチア地区が見えました。
遠くにはソレント半島もうっすらと見えます。
そして、もちろん私の頭の中で、
♪帰れソ~レ~ントへ か~え~れ~よ~~~
と流れてました~(笑)
しばし立ち止り、この一連の風景をカンツォーネとともに
頭の中にあるメモリーカードにセイヴしておきました(笑)
そして、ピザをいただきにあの世界的に有名なピッツェリア
ダ・ミケーレに入りました。
この店、あの映画[食べて 祈って 恋をして] で
ジュリアロバーツがピッツァ・マルゲリータを食べたあの店です!!!
めちゃくちゃもちもちして薄くて香ばしいこのマルゲリータ!!!
驚くべきことに、なんと4ユーロ(約400円)なんです(涙)
40分くらい並んで入ったこの店のピザ、ホントに素晴らしかったです。
なお、とっても混んでいるこの店、基本的に相席なのですが、
隣に座った地元ナポリのカップルからイタリア語で(笑)
この店の説明を受けたのがたまらなく嬉しかったです。
イタリア人って多くの人がそうなのですが、
たとえこっちがイングリッシュスピーカーと言っても
全然お構いなしにイタリア語で首尾一貫話すんですよね~(笑)
ジュリア・ロバーツとマラドーナがこの店に来たことを
一生懸命に教えてくれました。
以上、駆け足のナポリでしたが、途中話した人たちはみんないい人ばかりで、
治安も全然悪くありませんでした。
普段着のイタリアを感じられる素晴らしい街でした!!!