京都の堀川が変身しています
京都の堀川通は京都の中央付近を通る交通の大動脈ですが、これは
堀川という川に沿った通りであることから平安時代にネーミングされました。
堀川はもともとは平安京を建造するときに
オリジナルの川を「掘って」運河として使われた川です。
今ではちょろちょろと水が流れているだけなので実感がわきませんが、
1200年前から京都の交通の大動脈だったわけです。
京都市街の一番低いところを流れている川も
実は大河川の鴨川ではなく、この堀川です。
自転車に乗って見るとわかります。
堀川に向かって走っていると楽で(笑)
堀川から遠ざかるように走ると苦しむ(汗)ことになります。
このことは、その昔は、
堀川が京都盆地を侵食した最前線にあったということです。
それが、戦後(←第二次大戦後です。念のため)の河川整備で
普段は水なし川で洪水時のみに放流されるという
川というよりは放水路になってしまいました。
この堀川が今、変わろうとしています。
今、京都市はこの川に清流を復活させる事業を行ってます。
→[堀川水辺環境整備事業]
そして、その清流を復活させる準備段階として、
紫明通~二条城のあたりにわたって
河川の周りがしっかりと整備されています。
例えば、こちらは堀川にかかる有名な一条戻橋です。
一条戻橋から北を見ると、自然の風景が戻ってきました。
そして、南を見ると右手にスロープが…
川の流路がおしゃれに曲がって、その周りが公園と化してます。
(クリック拡大)
こちらはもう少し南の地点。
かわいらしいベンチが・・・
もしかして、清流が戻ってきたら、
アベックも鴨川からやってくるかもしれません(笑)。
♪今日聴いた一枚 ビリー・ジョエル特集(9)♪
The Nylon Curtain (1982)
01. [Allentown]
02. [Laura]
03. [Pressure]
06. [A Room of Our Own]
07. [Surprises]
09. [Where's the Orchestra?]
(クリックするとyoutube動画が開きます)
アメリカの社会問題を歌った作品ですが、やはり重苦しい感があります。