相国寺塔頭大光明寺の枯山水
若冲展[昨日記事] でホットなスポットとなった相国寺で、
門外から相国寺の塔頭寺院である大光明寺の庭の写真を撮っていると、
中からお坊さんがやって来られて
「どうぞ中に入って見て行ってください。」と
門の横の扉を開けてくださいました[一昨日記事] 。
さらに、ひょんなことから、
そのお坊さんが相国寺の館長さんであることが判明しました[昨日記事] 。
さて、お言葉に甘えて大光明寺の中に入ったら、
そこにはきれいな花が咲いているばかりでなく、
奥に立派な枯山水の庭園がありました。
↑写真をつなぎ合わせてつくりました。クリックすると大きくなります。
枯山水を見てるとなぜか心が平静になって行きます。なぜなのでしょうか?
愛読書の古寺歩きのツボ―仏像・建築・庭園を味わう
によると、
教義上の理由から、
飛鳥・奈良時代の寺院が仏像や建築に力を注いだのに対し、
室町時代の禅宗の寺院では庭園に力を注いだそうです。
そういえば、枯山水の名園がある大徳寺、龍安寺、東福寺、銀閣寺などは、
みんな禅寺ですよね。
そんなこんなで写真を撮ってると、
ふと京都の枯山水めぐりをしたくなってきました。
ちょっとだけマニアックですが、趣味にしてしまおうかなとも思います(笑)。
ところで、この相国寺、素敵な塔頭寺院や建物がたくさんあります。
まるで懐石料理のようです。
相国寺は、地下鉄今出川駅からすぐの便利なところにあります。
比較的穴場なスポットだと思いますよ。