マンハッタン・トランスファー The Manhattan Transfer
昨晩、梅田のBlue Note OSAKA にマンハッタン・トランスファー
のライブステージを観に行ってきました
マンハッタン・トランスファーといえば、
グラミー賞を何度もとっている超実力派二男二女で構成される
コーラスグループの最高峰です。
次元を超えた歌唱力に加えて、
最高にお洒落な選曲と華麗で楽しいステージのパフォーマンスは、
私に言わせれば、宇宙が生んだ最強のエンターティナーです
レパートリーは時空を超えていて、
ジャズ(デキシー、スウィング、ビ・バップ、クール、
ハード・バップ、モード、フュージョン)はもちろんのこと、
ジャイブ、ドゥ・ワップ、ロックン・ロール、
60年代ポップス、ゴスペル、R&B、ソウル、アダルト・コンテンポラリー、
ニュー・ウェーブ、ラテン(ボサ・ノヴァ、サンバ、マンボ、・・・)、
シャンソン、アカペラ、クリスマス、カントリー・・・・・・
まさに音楽の玉手箱です。
おぉ~!なんかとってもマニアックになってしまいましたが、
まだ興奮冷め止まないのでお付き合いくださいませ
重要なのは、どのジャンルを聴いてもスタイルをもっていることです。
そして、その本髄はヴォーカリーズにあります。
カウント・ベイシー、デューク・エリントン、ウッディー・ハーマン、
ベニー・グッドマン、グレン・ミラーなどなどのビッグバンド、
コールマン・ホーキンス、チャーリー・パーカー、
マイルス・デービス、クリフォード・ブラウン、ソニー・ロリンズ、
ホレス・シルヴァー、クインシー・ジョーンズなどなどの巨人ジャズメン、
そしてウェザー・リポートまで、インストゥルメンタルの有名なソロ演奏に
小粋な歌詞をつけて一糸乱れず詠っちゃうんです。
聴いたらぶっ飛びますよ
人間技とは思えません
さて、上の写真はマンハッタン・トランスファーの全ディスコグラフィーです。
27CDs & 1DVD、ささやかながら我が家の家宝です。
このうち、お薦めのアルバムは・・・・・・全部です!
ただ、少しだけ紹介しておきますと、
これは、本格デビューアルバム(1975)で、
ジャケットのお洒落なイラストは
今でもマンハッタン・トランスファーのシンボルマークです。
これは最高にお洒落なライブ・アルバム(1978)で、
マンハッタン・トランスファーのエッセンスが凝縮された1枚です。
去年CD化されるまでしぶとくLPで聴いていました。
そしてこれは先週6月7日にリリースされた
最新盤(初のセルフ・カヴァー・アルバム)です。
マンハッタン・トランスファーは嬉しいことに大変な親日家で、
このアルバムも日本先行発売です。
つまり現在世界で日本でしか買えません。
海外のファンサイトでも話題になっています。
ところで、ライブはどうだったかといいますと、
もちろんぶっ飛びました。
「コーナーポケット」から始まって「バードランド」に終わるまでの1時間、
珠玉のパフォーマンスに圧倒され続けました。
アンコールの「ルート66」も最高でした。
に行けば曲を試聴することができますよ。
まず、このページ に行ってからアルバムの写真をクリックすると
そのアルバムの曲リストが書かれたページにいきます。
聴きたい曲の横にあるListen印をクリックすれば聴くことができます
(但し、曲リストがない場合と曲リストがあっても
Listen印がないアルバムの場合には残念ながら試聴できません)。