April in Paris
April in Paris(パリの4月)というスタンダードナンバーがあります
今の季節にぴったりですね。
私の好きな曲の一つです。
私はこの曲を聴くと、4月に訪れたパリの寒さを想いだします。
1932年にミュージカルナンバーとしてこの世に出たこの曲は
1952年にはドリス・デイ主演で映画化
されましたが、
これがまた絵に描いたようなハッピーな映画なんです
曲の歌詞を一言で言えば、
「こんなに春がワクワクするものとは知らなかった」という内容で
これまでに数々のアーティストによって演奏されてきました。
今日は、皆さんの参考になればと思い、
私が現在所有しているいくつかのテイクについてレヴューしました。
↑クリックすると大きくなります。
この中でもやっぱり
チャーリー・パーカー
、カウント・ベイシー
、ドリス・デイ
の
各演奏がお勧めです。
モダンジャズの創始者チャーリー・パーカーが
ストリングスと競演するテイクはあたたかみを感じる名演です
一時期パリに長く滞在したチャーリー・パーカーですが、
伝記映画「バード」でもいいところで使われていました。
モダンジャズ最高峰のビッグバンド、カウント・ベイシー盤は定番です
曲の最後でものすごい盛り上がりを見せて演奏が終わるのですが、
いきなりベイシーが”One more time”といってもう一度盛り上がります。
さらに終わったかと思うと
”One more once”といってもう一度盛り上がるといったコテコテの名演です。
その後、ミルスブラザーズやサミー・デービス・ジュニアが
ベイシーと共演でこの曲を演奏しますが、
いずれも”One more time”の連発で収拾がつかなくなります。
ドリス・デイはケセラセラのように真正面から堂々と素直に歌いきります
さて、実は我が家、みんな音楽が大好きで
iPodも3つ(2GB、60GB、40GB)あります。
iTunesも15,000曲超の70GBに達し、
全部聴くのに寝ないで50日かかります。
ジャンルはJazz, Rock/Pops, R&B/Soulなんでも聴きます。
これからもたま~に音楽の紹介させてくださいね。