ボウリング場やゲームセンターなどの複合娯楽施設「ラウンドワン 新開地店」(神戸市兵庫区新開地2)が、3月末に閉店することが分かった。かつて「西の帝劇(帝国劇場)」と呼ばれ、新開地が最も華やかだった頃に存在した劇場「聚楽館(しゅうらくかん)」があった場所に建てられた大京聚楽館ビルのテナント。今年に入り、店前には「20年間のご愛顧ありがとうございました」などと書いた立て看板が設置されている。

 運営企業の「ラウンドワン」によると、同店は2001年4月にオープンし、地上5階建てに40レーンのボウリング場や27室のカラオケなどを備える大型店。神戸高速鉄道の新開地駅前という立地で人気を集めた。

 閉店の理由について「ビルの賃貸借契約が終了するため」と説明し、新型コロナウイルスによる影響は否定している。

 1913(大正2)年に東京の帝劇を模して建てられた聚楽館は、空襲の戦火を免れ、78年に閉館して65年の歴史を終えた。その後は映画館やスケートリンクなどが設けられ市民に親しまれた。

 歴史的経緯を踏まえ、ビルの名称にも聚楽館の言葉が残る。直線や半円を幾何学的に組み合わせた外観は、アルファベットの「SHURAKUKAN」「KOBE」の文字が浮かび上がる趣向になっている。

 近くに住む女性(82)は「華やかで目立つ存在なので、なくなるのであれば寂しい。どうなるか気になる。町内会のボウリング大会など思い出も詰まった場所」と建物を見つめた。(伊田雄馬、小谷千穂)

めちゃくちゃややこしかった、画像を見せてもらったときここだと思ったけど閉店をしてパチンコ屋になったそうですね新開地駅にはいけなかった。

 

閉店してるすでに、そして昔は映画館だったといってましたね。