人生最大の学び@②ソウルナビゲーション屋久島リトリート | ソウルナビゲーターかずこ「人生、ラクチンに生きていい!」

ソウルナビゲーターかずこ「人生、ラクチンに生きていい!」

「つながる呼吸瞑想」というオリジナルな瞑想を中心に、セッションや講座、リトリート、ライフワークとしてのタングルアートや踊りからもココロとカラダの調和をとり、魂の赴く方向へと導くお手伝い。
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おはようございます、ソウルナビゲーターかずぼんです。

 

さて。

2日目の屋久島リトリートの様子をお伝えします。

これは長いよ!

 

でも、読む価値ありです!

 

 

 

 

この日は私たち10名と、そしてガイドのひろみくんがそれぞれに違う思いを持った1日だっただろうけど、たぶん、いや、絶対に一生忘れない登山になったはずです。

そして私が「ソウルナビゲーターと名乗ろう」と決めたキッカケの出来事がありました。

 

 

 

 

 

早朝4時に出発して、この日は1500mの太忠岳に突き刺さる天柱石に逢いにいきます。

車で登山口まで向かう途中、何度も雨が降ったりやんだりを繰り返し、もうすぐ到着というときに、直径3センチはある雨粒がどっさり降ってきて・・・

 

 

 

内心、あぁ~~~~、やっぱ雨か。。。

 

 

と思いましたが、「ま、いっか。すべては計られてることだから、全部お任せします」と心の中で何度もつぶやき、駐車場へ到着~

 

 

 

さっきまで降ってた雨がやんでいますよ!

ツイテル!

きてる!

今年はイケる!

とまた思い直しましたよ(笑)

 

 

 

そしたら、ほんとうに雨らしい雨にあわず、レインウェアも一度も濡れることのないお天気でした。

 

 

寒くなく、暑くなく、最高の登山日和!

 

 

 

登山口あたりではまだレインウェア着用ですが、すぐ脱ぎました(笑)

 

 

ヤクスギと呼ばれる杉は樹齢1000年以上の杉のことをいうそうで、神社のご神木並の杉があちこちにある深い深い森を抜けて、頂上をめざします。

 

 

 

 

 

 

途中、小さな滝ができているところからお水を汲みながら、その場の水と自分の体内の水を調和させて繋がって登っていきます。

 

 

 

 

 

切り株に入ってみんなで話をしながら休憩している最中に雨は降ってくれて、出発する時はちゃんと晴れてくれました。

 

 

 

途中まではみんな調子よく登っていましたが、今回の最大の学びがあった邦ちゃんの足の様子がおかしくなってきたのは、まだ半分ほど歩いたころ。

 

 

 

膝の裏の筋肉が痛いということで、ストックの扱いにも慣れていない邦ちゃんの足はだんだんと重たくなってきて、大きな岩の陰での休憩のときはゴッドハンドのゆうちゃんのマッサージを受け助けを借りながら進みますが、ここで邦ちゃんの第一ステージアップの時がやってきました!

 

 

今回の屋久島行きを決めたときから「全てをリセットして新しい人生をスタート」と決めていた邦ちゃん。

そして私の「理想シーン」は「2016年8月開催の屋久島リトリートツアーを、10名の参加者と共に素晴らしい自然を体感でき、大成功してい ます。」でした。

 

 

これがバッチリとマッチングしてしまい、ミラクルな計らいがこのあと続きます。

 

 

 

少し邦ちゃんのことを書きますね。

邦ちゃんのブログでも紹介しているとおり、幼少のころからのエンパスが影響して、自分の人生を歩くことができていなかった彼女は、この1年でそばで見ていても驚くほどの気づきと学びで表情が変わり、目がイキイキしてきて「私は私を生きることができる!」と確信を持ったのがちょうど屋久島に旅立つ前でした。

 

 

 

私もそばで見ていて「あ~、よかったな~、くにちゃん♪これで屋久島で解放されるんやな~」とフンワリと思っていました。

でも、宇宙はそう簡単には気づかせてくれませんでした(笑)
 

 

 

 

人に頼る、ありがとうと素直に言えない、人前で泣けない、「泣くな」と言われて育ったために、男の子に生まれてきたらよかったなどなど、自分の人生、自分のことを全否定して生きていた頃もあった邦ちゃんは、一番甘えていい、そして甘えさせてもらえることができるご主人やお父さんにも、少しも甘えることができずにここまできました。

 

 

このあと、邦ちゃんの足はどんどん痛くなります。

頭でわかっていても腹に落ちてないと、身体でわかろうとするのですね。

 

 

「甘えることができない」ことは、なんとストックの使い方でもわかりました。

ストックは自分の前に続く道に先にストックをおろしてついて、歩くことを手助けする道具です。

その使い方ができなかった邦ちゃん。

「手助け」を拒否してしまう歩き方になっていたのかもしれません。

 

 

私の中でもガイドのひろみくんの中でも、途中何度も心の中で「これはもう無理かもしれないし、のぼりきることがゴールじゃなくて、降りることも考えて、もうここまでか」と何度も思いました。

 

 

もちろんガイドのひろみくんは私以上にそのことは何度も何度も自分で判断をしながら・・・・

 

 

邦ちゃんの「登って天柱石までいきたい!」という思いと、荷物をみんなで手分けしてもつことで邦ちゃんの手助けをする私たちには、「痛くてみんなにはとんでもない迷惑をかけてる、どうしよう」という思いが交錯しまくり、もう涙しかでない状態。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、ほんとに今思うと気力だけで痛い足を引きずるようにして、最後、このロープを伝って登った先は・・・

 

 

 

 

はい、ポーズ!

 

 

 

 

みんなで空気椅子(笑)

この時、くにちゃんは足痛いのに一緒にやってたよ。

 

 

 

 

 

 

そして一緒に一枚。

 

 

暑くなく、寒すぎないここでお弁当食べて、お茶して撮影大会して1時間半ほどすごし、このあと、下山ですが。

 

 

 

いよいよ、くにちゃんのペースが落ちてきて、途中、ゆうちゃんのゴッドハンドでマッサージを受けながら泣いている邦ちゃんを見ながら、ガイドのひろみくんと作戦会議です。

この時点ですでに時間は16時ごろ。

今の邦ちゃんのペースで山を下りることはたぶん無理。

一度は数名残っての山泊も視野に入れたのです。

 

 

 

実はガイドのひろみくんも人をおぶって下山することが今までなかったので、行ける自信はあったけれど、経験がないからかなり作戦は考えました。

 

でも、ガイド仲間のあきさんに電話して、あきさんの声を聞いたら、俄然力が湧いてきた!と、ひろみくんはあとで話してくれました。

 

 

そして、そのあとおぶって下山することになります。

 

 

 

邦ちゃんはこのときのことをこんなふうにブログに書いています。

 

壮大な景色が拡がるのに、私は感動よりも罪悪感でいっぱいだった。

 

少し足も回復したので、降りれるところまでは頑張ったんだけど、いよいよ私の両足は動かなくなってしまった。

その時、みんなはこれからどうするかを相談したりしていたのだと思うんだけど、痛さと、申し訳なさと悔しさと、人に迷惑をかけてしまう自分にものすごく腹が立った。

人に迷惑をかけることは、私の中で一番してはいけないと思って生きてきた。

それなのに、自分がこんな山の中でものすごく迷惑をかけていることが許せなかった。

泣いてもどうにもならないんだけど、何ももう出来ない・・・。

子どもの頃から「泣くな」と言われてきたのに、みんなは「もっと泣け~」と言ってくれる。

ここまでならないと、人に頼れない自分にも驚いた。

 

ガイドのひろみ君が私をおんぶして、みんなはその後から下りてくることになった。

 

 

ひろみくんは、険しい山の中を汗だくになりながら、いっぱいいろんな話をしてくれた。

ひろみくんの経験してきた人生での学びや大切にしていること、私の今までの経験やこれからのこといっぱい話せた。

この時間は私の宝物のような時間になった。

 

ひろみくんは、「くにちゃんをおんぶできて幸せだ」と言ってくれる。

深い深い愛と優しさに触れた。

本当の強さとはこういうことなんだと体験した。

ひろみくんの優しさと愛と強さが背中から伝わってきた。

私は今までに感じたことのない、幸せを感じた。

 

無口で多くを語らない父で、いつも怖くて近寄れなかったが、父はこうやって家族を支えてくれたんだと思った。

私の旦那とひろみくんは雰囲気も体格もよく似ていて、旦那とちゃんと向き合いなさいと言われているような感じがした。

 

今まで一人で出来ることをやろうとしたり、一人で生きようとしていたけど、とても傲慢だったと思う。

たくさんの人に助けられて、支えられて生きてきたのだと気づいた。

父にも母にも、出会った人たちに助けられ、支えられていた。

人を怖がり、信用してなかったのは私だった。

人はひとりでは生きていけないんだ。

与えるだけでも、受け取るだけでもだめで、自然のように循環させることが大切なんだということ。

頼っても、頼られてもいいんだということ。

なにも出来なくても私は生きていてもいいんだということ。

仲間を、人を信頼するということの感覚が変わった。

 

ありがとう

ありがとう

ありがとう

と背中で唱えていると、木や森が優しく包み込んでくれているような感じがした。

 

 

 

ひろみくんのガイド仲間のあきさんも途中まであがってきてくれて、途中邦ちゃんを交代で負ぶって下山してくれました。

 

 

邦ちゃんはブログでこんなことを書いてるよ。

 

あきさんも「くにちゃんをおんぶできて幸せだよ」っていってくれはる。

私にとって大切なことをいっぱい話してくれはって、人って温かいな~、人って素敵だな~と思ったよ。

 

みんなもヘッドライトをつけて夜の山を怪我なく下りてきて無事に到着したことを喜びました。

 

本当にみんなにはありがとうを何度伝えても足りません。

助けてくれてありがとう。

この日のことは忘れない。

みんながくれた優しさをありがとうで受け取ります。

この日の体験と学んだことを日常に生かしていきます。

 

ありがとう

みんな大好きです。

 

 

ひろみくんがご主人の姿や特徴にとてもよく似てると初日から言ってくれていたので知ってはいましたが。

 

お父さんやご主人に甘えることができない邦ちゃんは、自分の魂の成長のため、そして一番ハードルを高く設定している人に対しての練習をあの山でやらせてもらったね。

 

もう足が動かなくなるくらいまでにして、ご主人に似たひろみくんに負ぶってもらい、背中で泣いて泣いて「ありがとう」の練習をして。

 

 

自分の荷物もそうだし、ガイドのひろみくんに大量の荷物も残り9名でそれぞれ分担しての下山。

 

 

これは何を意味するかというと、自分の中で一番やっちゃいけないと思っている「人に迷惑をかける」ということを、もうどうしていいのかわからないほど身体の自由を奪われるまで甘えなければどうしようもない状態までにして。

 

 

 

甘えることが本当にできなかった邦ちゃんはきっと心臓が引き裂かれるような思いだっただろうね。

 

 

 

めっちゃ泣いて泣いて、めっちゃありがとうをたくさん言って、日常でも言えるように練習をしたたようにしか見えない。

 

 

ヘッドライトを使わなければ前が見えない状態にまで真っ暗になった山道を、それぞれみんないろんな思い、恐い!という恐怖とも向き合いながら山泊を覚悟してくれたり、降りが苦手という方は、遅れちゃいけない!と先頭を切って必死に降りていってくれたり、荷物を前と後ろでおぶって抱っこして降りてくれたり、本当に最後までみんながそれぞれに仲間を気遣いながらの下山。

 

 

でもこの数時間はほんの一瞬でも嫌な空気感や不調和がなく、素晴らしい時間でした!!!

今思い出すと、感動で泣けてきます。

 

本当に本当にみんな素晴らしい魂です!!!

ありがとう!!!

 

たくさんお礼を言いたいのは、ほんとに私です。

 

 

「全てをリセットして新しい人生をスタート」と決めた邦ちゃんの太忠岳の体験は、本当にそのようになりました。

 

 

そして、もうおひとりはこんなことをfacebookで投稿してくれています。

 

森はそれはもう壮大。
ガイドのひろみさんから、森に入る事は交換することなんだよと教えてもらって、
何かを得よう得ようとがっついてた私を恥ずかしくも思った。
私たち人間っていう動物もすでに壮大なんだね。
magnificent

途中途中で川の水を頂き、どんどん森と調和していく。
わたしがあなたで
あなたがわたし

何度となく、ココロで唱えてた

登れば登るほどエネルギッシュになる身体があった。

山頂には天柱石という巨岩が戴いている。
天と地を結ぶ柱のような石
以前にも書いたけど、
ちょうど今年5月の満月、ウエサクの時に浮かんだ言葉
「自分の柱を立てろ」
まさか、屋久島でも柱に出会えるとは思っていなくって、
天柱石を通して天に再度決意表明をさせてもらった。

山ではさまざまな現象を見させてもらった。
私の”怖い”ブロックがバンバン発動したけど、
ひろみさんをはじめ、ナビゲートしてくれる仲間が居てくれたので乗り越えられた。

全てに意味がある。
それが頭ではなく体験で肚におちる。

 

 

 

まきちゃん、ありがとう!!!

まきちゃんも山泊を視野に・・・というとき、恐い!という感情と必死に向き合ってくれていたのです。

彼女は「私、力があるから、きっと残ると役に立つので残るよ!」と言ってくれました。

でもこの時、恐かったんだとあとで知りました。

 

 

ほんとうにみんなみんなありがとう!

 

 

私の「理想シーン」

「2016年8月開催の屋久島リトリートツアーを、10名の参加者と共に素晴らしい自然を体感でき、大成功してい ます。」

は、本当に素晴らしい魂の気づきと、温かく、そしてやさしい愛をたくさん循環させた太忠岳登山の一日になりました。

 

 

 

これには実は後日談があります(笑)

それもまた、宇宙の法則にぴったりと当てはまる出来事ですよっ!

 

それはまた次回に~~~!!!

 

 

ご清聴ありがとうございました(笑)!