はい、読書感想文第1弾です!


第1弾で終わるかもしれませんが・・・(笑)


さて、今回は私が読んだ初の東野圭吾作品、


『探偵ガリレオ』


についての感想を書きたいと思います。


この作品は人を選ぶと思います。とにかくマニアック(笑)

He-Neレーザーとか物理を学んだことのない人が聞いて

ピンとくるのか!?と疑問です。


私は物理学科卒なので大興奮ですが(笑)


ただ、そういう物理に限らず科学的な単語に抵抗がなければ

読めるとは思います。ちゃんと(?)解説もしてくれてますし、

登場人物の刑事さんも理解できてないから大丈夫かと(笑)


主人公は湯川学という、大学の物理学助教授なのですが、

とにかく知識量がハンパない。


まぁ学生時代も教授と話してみてその圧倒的な知識量に

ビビッていましたので、こういう人いるな~とうなずけます。


で、この湯川助教授。私、こういう人に憧れます。


人は自分にないものを持ってる人に憧れるといいますよね。

この人はしっかり自分の考えを持っていてそれを譲らない。

な~んにも考えずのほほんと生きてきた私にない部分です。


この人何にでも論理的に考え結論出さないと気がすまないようです。

作品中にはいろいろ「不思議」な現象が起こります。

人体発火、幽体離脱、などなど・・・。


大抵の人が心霊現象のような、「不思議だ」、「ありえない」と思うようなことにも

常に論理的、科学的にアプローチをします。


「物事には必ず理由がある。」

「ありえない、という根拠は?誰か証明したのか?」


う~ん、かっこいい(笑)

ドラマでは福山雅治さんが彼の役をやっているようですが、

福山さんが演じなくても十分かっこいい。作中の人物たちには

“変人”ととらえられてることもあるようですが。


ただ、前の日記にも書きましたが、推理物としてはイマイチ。

というか好きな分野ではありません。

しかし、この湯川学という人物に惚れてしまったので、

このシリーズは全部読みたいと思います。


余談ですが、この湯川先生は

「子供は論理的じゃないから嫌い」

だそうで、話すとじんましんが出てしまいます。

いちいち徹底している所が素敵です(笑)