「NYで走りたいなぁ」と初めてホンキで思ったのは、昨年10月の手賀沼エコマラソン(ハーフマラソン)のあと。わたしはその大会を98分(ネット)のPBで走り、なんかのきかっけていくつかの海外レースの参加標準タイムを確認すると、2023 TCS NYC Marathon(今年11月開催)は、ハーフをネット96分以内で走った記録証を提出すると出走が保証されることを知りました。ただし2024年(11月3日・日曜日の開催らしい)の参加標準タイムは未発表です。

 

わたしが参加した海外のフルマラソンは過去5回です(ブログで何度か書いていると思います)。内訳はシンガポールマラソンを2回、シンガポールの夜中に走るフルマラソンを2回、インドネシアのバリマラソンを1回。暑すぎてツラかったこと(だけど、家族が応援に来てくれたこと)が思い出されます。バリマラソンはすれ違うバイクや車の排ガスも酷かったなぁ泣

 

欧米やオーストラリアには有名な海外マラソンがあって、ランチューバーの動画でなんとなく雰囲気を知っているのですが、あと数分で保証枠に飛び込めるNYの大会が気になっていました。NYは以前は仕事などで繰り返し行っていましたが、2018年(?)の出張を最後にご無沙汰しています。

 

昨晩は布団の中でこんな感じでレースの組立てを考えました。

  • 96分でゴールする場合、全体の平均ペースはキロ4分35秒。ちょっと無謀だけど、せっかくの雨を利用してチャレンジしてみる。
  • スタートから富久町西交差点(約1.6km)は、混雑と坂路でキロ5分程度か。
  • 富久町西交差点から飯田橋手前(5km地点)までの下り坂で一気にペースを上げる。理想を言えば、その時点の全体平均ペースをキロ4分半。
  • その後の平地でキロ4分半を維持。
  • 15.5kmあたりから3km続く復路の上り坂は耐えて、ペースの落ち幅を死ぬ気で抑える。全体平均ペースをキロ4分40秒以内で。
  • 最後2.5kmは下り坂が多いので、ここでさらに死ぬ気で全体平均ペースをキロ4分35秒まで上げてゴール。

というわけで、本日出場した東京レガシーハーフマラソン2023を含む一日の振り返りです。

 

5時に起床。焼きもち(磯辺焼き)を3個。これじゃぁ足りないと思ったので、冷蔵庫にあった肉じゃがの残りを食べました。

気温が低く、トイレに何度も行きたくなることが予想されたので、飲み物はコップ一杯の水だけ。

 

駅まで妻が車を出してくれました音譜国立競技場には新橋駅、大門駅を経由して8時過ぎに到着。雨が強かったので、千駄ヶ谷駅ではなく都営大江戸線の国立競技場駅を使いました。

 

出発の準備をして、荷物を預け、スタンドで座りながら、カステラときんつばを食べました。その後、スタートブロックに向かいながら、ジェルとBCAAを摂取。

 

結局国立競技場ではスタート前に4度トイレに行きました。あれほどの水分はどこから出てきたのか・・・はてなマークはてなマークはてなマーク

 

スタートの予定時間は9時50分。雨に打たれながらスタートブロックに到着したのは9時半前。めちゃくちゃ運の良いことに9時45分ごろまで国立競技場の構造物の直下で濡れずに待機できました。

 

ところで防寒対策ですが、昨日東京マラソン財団がこのようなことをXでポストしてました。

※防寒具の投げ捨ては行わないでください。ルールを守って皆さんが楽しんで参加できる大会にしましょう。

 

んなこと言われても、じゃぁどこに捨てるの?と不安でしたが、スタートラインの手前にいくつか回収箱があったし、スタッフが精力的にランナーから回収してました。大雨の中ありがとうございましたぁ雨雨雨

 

レースの経過は次の通りです。

  • 遠くから号砲が聞こえて拍手が起きました。スタートロスは2分。
  • 周りから聞こえる防寒具のシャカシャカ音が心地いい。
  • スタートから富久町西交差点(約1.6km?)のペースはキロ5分弱。予定通り。それにしても、雨も風もヤバイ。
  • 富久町西交差点からの下り坂でMGCの男子ランナーとスライド。フォームに特徴のある川内選手以外はわからず。水道橋交差点の手前でMGC女子の選手とスライド。ここでも自分のことで精いっぱいで選手の区別がつかず。でも、人生をかけて走る一流ランナーたちの激走をチラ見して、「今日は96分切りを狙う日!」と鼓舞されました!
  • 10kmの通過タイムは45分10秒くらい。全体平均ペースがようやくキロ4分半に近づいたので、15.5kmあたりから3km続く復路の上り坂は死に物狂いで走る覚悟。
  • 15km過ぎから始まる坂路は傾斜をほぼ感じることなく、ケツ筋を使いながらタイトなフォームでストライドも十分。
  • 終盤もGPS時計が表示するラップタイムは、キロ4分30秒を回っていました。ビルの谷間でタイムが甘く表示されるとしても、異常な好調ですアップアップアップ
  • 18km過ぎ、沿道の「あと3キロ」の表示をみて時計を確認すると1時間21分目96分まであと15分だからキロ5分のペースで刻めばOK。この時点で、96分切りを確信して、最高の気分合格クラッカー合格クラッカー
  • ふくらはぎがピクピク痙攣し始めたので、「ふくらはぎを使ってないし。ケツ筋で走ってるし。」と自己暗示をかけて、フォームを維持。
  • 最後まで心肺に余裕があったので「あ~、競技場に入って、トラックを周回したらゴールしちゃう!」と名残惜しくなりました。
  • サイコーの笑顔でバンザイゴール。
結果:グロス97分、ネット95分
 
ゴール直後にここまでケロッとした大会は初めて。達成感でしばしニヤニヤが止まらず。
 
預けた荷物を引き取りって更衣エリアへ。更衣エリアが狭かったなぁ。
 
帰宅途中で、予定通りとんかつを食べて帰宅。
メインは赤毛のデュロックロースかつ。ご飯、赤だし、キャベツをお代わりしました。赤だしが体に滲みました。
 
帰宅直後に、カフェに移動してホットコーヒーを飲みながらブログの下書きなどコーヒー
 
夕食後のビールの打上げも終わったし、寝る準備しまーす。
 
楽しいハーフだったなぁ。