友貴の金沢よもやま話 戦乱のクリスマス

僕の故郷、金沢に関するクイズです。
長い戦国時代に終止符が打たれようとしていた慶長18年(1608年)。
金沢で不思議なクリスマスが催されました。
この当時は、秀吉の伴天連(キリスト教)追放令によるクリスチャンの冬の時代。
なぜわざわざ危険を冒してクリスマスを?


1 パイプオルガンの響きと合唱に感動した人々が開催した。音楽の力の偉大さを感じさせる。

2 金沢にやってきたキリシタン大名が開催した。人生を信仰に捧げていたので怖くなかった。

3 七面鳥の丸焼きを食べたい気持ちが抑えらず、こっそりと開催したがバレてしまった。


答えは2番。キリシタン大名として知られる高山右近は、加賀藩祖の前田利家に招かれて
金沢にやってきました。戦国に終止符が打たれようとする中、右近は金沢に茶の湯などの
文化面で貢献し、町を形成す津土木工事に携わったと伝わっています。利家の庇護もあった
お陰でしょうか。右近は南蛮寺(キリスト教の寺)を建立し、慶長18年に戦乱で荒廃し
た人心を癒すかのようにクリスマスを開催したのでした。この当時、領内のキリシタンは
約1500人。その多くが加賀藩士であったと伝わっています。右近は見事な料理を用意し、
人々をもてなしました。この記録は、宣教師が本国へ送った報告書の中に残され
いたのです。

その後、右近は徳川幕府のキリスト教禁教令に伴いフィリピンのマニラへ流罪となります。
しかしカトリック国のマニラでは、迫害に負けず信仰を貫いた人として熱狂的な歓迎で受け入れ
られます。右近はここで生涯を終えますが、ローマ法王は2016年に最高位である聖者に次ぐ
福者に認定しました。ちなみにパイプオルガンは、旧領地の高槻(現在の大阪府)の南蛮寺(教会)
にあったそうですよ。戦国のパイプオルガン。その音色はどのように人々の心に響いたのでしょうか。


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【レギュラー番組】

 

秋田県

 

■FMエフエム椿台79.6MHz

 

風間しんいちと友貴一彰の

 

元気一直線📻

 

 

毎週火曜日14時30分〜14時45分

 

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【 テレビ、ラジオ出演情報】📺📻

 

「竹島宏の歌MAX」

 

【放送日予定】2020年📺

 

6月10日(水) KBS京都 09:00〜09:30

 

6月11日(木) 青森朝日放送 01:15〜01:45

 

6月11日(木) 岐阜放送 08:30〜9:00

 

6月12日(金) とちぎテレビ 07:30〜08:00

 

6月12日(金) 三重テレビ 13:30〜14:00

 

6月14日(日) BS12twellV  05:00〜05:30

 

6月14日(日) 千葉テレビ 09:30〜10:00

 


 

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■ 新曲「哀しみの雨」MV1コーラスバージョン

 

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