友貴の金沢よもやま話 兼六園で飼われていた謎の動物!

今回は、兼六園で飼われていた謎の動物クイズです。
1821年(文政4年)。加賀藩はある動物を幕府からもらい受け、
兼六園の土蔵で飼い始めました。
さてその動物とは?ヒント「ある産業に成り得るかもしれない動物」



1 七面鳥 鶏肉販売を行い、食肉業を興す

2 虎   珍しものを見に来た人から入園料をいただき観光業を興す

3 羊   綿羊を増やして毛織物産業を興す


答えは3番です。加賀藩は幕府から4匹の綿羊をもうらい受け、兼六園内の
土蔵で飼育を始めました。羊は順調に増えましたが、藩は町人に羊の飼育希
望者を募りました。しかし、手をあげる者はおらず、町人に押し付けたもの
の、毛織産業が城下に興った形跡はありません。藩主導のベンチャービジネ
スはあえなく失敗したのでした。羊の行方は不明。タイムマシーンがあれば
見てみたいものですね。


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