J2仙台 郷家友太の今季3得点目が決勝点…鹿児島を1―0で下し、今季2度目の3連勝
前半15分、先制ゴールを決めイレブンと喜ぶ仙台FW郷家友太(右)
◆明治安田J2リーグ ▽第27節 ベガルタ仙台1―0鹿児島(17日・ユアテックスタジアム仙台) 5位・ベガルタ仙台はJ2残留を争う19位・鹿児島をホームに迎え、1―0で勝利した。
立ち上がりからサイドを広く使い押し込んだ。前半15分には右CKを獲得、MF長沢和輝がファーサイドにボールを入れると、FWエロンがヘディングで折り返し。ゴール前中央で4人が激しく競り合ったが誰も触れず、フリーで待ち構えていたFW郷家友太の元にボールが収まると、冷静に左足を振り抜いて先制点を決めた。
危ないシーンにも最終ラインとGKを中心に体を張った。
この日は守護神・林彰洋がコンディション不良により、ベンチ外。23年途中から加入したGK松沢香輝が仙台で初先発を務めた。
15年にプロ入りした32歳だが、リーグ戦は2試合目。
それでも日々練習してきた力を存分に発揮し、相手のコーナーキックでも何度も果敢に飛び出し、パンチングで防ぐなど躍動した。
しかし、後半7分頃に足をつってしまうと、同10分に無念の交代。
23年に大卒で加入したGK梅田陸空がリーグ戦プロ初出場となった。
この日は前節の水戸戦(10日、1〇0)から先発4人も交代するなど様々なハプニングがあったが、下位相手に安定した戦いを見せ2試合連続のクリーンシートで貴重な勝ち点3を積み上げた。
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