【楽天】今江監督は「チーム自体の流れが悪い」と4連敗の現状を分析「流れ変えるような」起爆剤の出現期待
楽天・今江監督◇２９日 楽天２―４西武（楽天モバイルパーク宮城） 楽天は終盤に反撃するも一歩及ばず、カード負け越しが決定。４連敗となり、オリックスと入れ替わって５位に転落した。今江敏晃監督は試合後に「チーム自体の流れが悪いのでズルズルといって最後はなかなか追いつけなかった」と振り返った。 この日は先発の滝中が３回に２点を先制され、４回と７回にも失点する展開に。交流戦明けは先発投手が試合をつくれず攻めが後手に回る試合が目立っている。指揮官は「流れというか、そういうところが今はあまり良くはない。流れを変えるような一打を打てるような選手が出てくれれば」と起爆剤の出現を期待した。 この日は守備でも空回り。１点目は３回２死一、三塁で二盗を阻止しようとした捕手・堀内の悪送球で奪われた。「やっぱりやることを一つずつやっていかないとね。しっかりやってもらいたい」と注文を付けた。
【楽天】今季２度目４連敗で自力Ｖ消滅危機も、今敏晃監督「よく投げた」「みんな頑張っている」
楽天対西武 8回表、険しい表情で投手交代を告げに行く楽天今江監督
＜西武4−2楽天＞◇29日◇楽天モバイルパーク
楽天が自力優勝消滅の危機に直面した。
最下位西武に2戦連続で屈し、今季2度目の4連敗。
今江敏晃監督（40）は「2点は取ったが、序盤に先制されて、ちょっとチーム自体の流れが悪く、ずるずるといって最後はなかなか追いつけなかった」と振り返った。
滝中が1軍で2カ月ぶりに先発した。
初回は3者凡退で発進も、3回2死一、三塁から盗塁阻止を試みた捕手堀内の二塁悪送球の間に先制点を献上。
なおも2死一、三塁で岸に適時打を浴びた。0−3の7回には源田にソロ本塁打を被弾し、7回8安打4失点（自責3）で降板した。
今江監督は滝中について「今の彼の現状を考えると、よく粘りながら投げた。味方のミスで失点もあった中で、7回までしっかり投げてくれた」と話した。
打線は2回2死二、三塁の先制機で黒川が三直に倒れて無得点。
4点を追う8回に小郷が5号2ランを放ち、連続無得点を20イニングで止めるのがやっとだった。
指揮官は「打線もずっと頑張っているが、流れというか、そういうところが今はあまり良くない。
本当にみんな、選手が頑張ってくれているので、何とか打破できるような、流れを変えるような一打を打てるような選手が出てくれれば」と力を込めた。
30日も敗れ、首位ソフトバンクが勝利か引き分けで、71試合目にして自力Vの可能性が消滅する。
Ｊ２仙台 ＭＦ相良竜之介とＤＦ菅田真啓がネットを揺らし、今季初の３得点で４試合ぶり白星
前半３３分、左足でネットを揺らす仙台DF菅田真啓（カメラ・山崎 賢人）
◆明治安田Ｊ２リーグ ▽第２２節 ベガルタ仙台３―２栃木（２９日・ユアテックスタジアム仙台）
３試合連続で引き分け中のベガルタ仙台はホームに栃木を迎え、３―２で４試合ぶりに勝利した。
前半立ち上がりからペースをつかみ、試合開始から１０分以内に３度の決定機を作った。８分には右サイドを深くえぐったＭＦオナイウ情滋がクロス。ファーサイドで待ち構えていたＭＦ相良竜之介が胸でトラップし、右足で放ったシュートはゴール一歩手前でクリアされた。絶好のチャンスを決めきれずにいると、同１２分に自陣中央から蹴り込まれたフリーキックをヘディングで折り返され、そのボールが直接ゴールに吸い込まれ失点した。
しかし、同２７分に敵地中央でボールを奪い右サイドのオナイウにボールが渡ると、右足で強烈なシュート。ＧＫがはじいたボールに相良が右足で押し込み１―１。続く２９分には右クロスから再び相良が頭でネットを揺らし、一気に逆転した。
勢いは止まらない。２―１の３３分にはＣＫの流れからボールとつなぐと、ゴール前に上がっていたＤＦ菅田真啓がペナルティーエリア内でボールを受け、ＦＷのような落ち着きで左足でシュートを放ち、ゴール右へ決めた。
後半は苦しい時間が続いた。後半５分には左からクロスを入れられると、ファーでヘディングシュートを許し失点。その後も攻勢を強めた相手の勢いに押されたが、前線のハードワークとＧＫ林彰洋を中心とした守りでギリギリのところで防ぎ続け、勝利した。
私のコラム
昨日は楽天２回で失点して負けを確信して楽パを撤収！
宮城野原〜泉中央まで仙石線と地下鉄を乗り継いでベガルタ仙台のユアスタへ。
２回で撤収する試合は横浜大洋ホエールズ時代に現日ハム木田が大量失点した以来。
ファンを帰さない試合をしていない。
前代未聞！
