【楽天】球団初の交流戦優勝までマジック2!
2日前まで39度の発熱の藤井が5回無失点
巨人に勝利し、ナインを迎える今江敏晃監督
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3―0巨人(13日・楽天モバイル)
楽天が球団創設20周年の節目に、球団初の交流戦優勝に王手をかけた。
巨人に3タテを食らわせ、交流戦優勝まで「マジック2」。
早ければ14日にも優勝が決定する。
先発の藤井が5回3安打無失点と好投。
2日前まで39度2分の熱があり、首脳陣に体調が良くない事を隠して強行出場した。
この日は平熱に戻っていたが、体調不良の影響から登板中には手のしびれが出現。
「気合いと根性で投げました」とグラウンドコートを持ちながら振り返った。
今季成績を30勝29敗1分とし、60試合目にして初の「貯金1」を積み立てた。交流戦では阪神戦に続き2度目の3タテを食らわせ初Vに近づいたが今江監督は「目の前の試合をしっかりとやっていきたい」と力を込めた。
楽天、3連勝で今季初の貯金 フランコが先制打
適時打を放つ楽天・フランコ
(日本生命セ・パ交流戦、楽天3−0巨人、3回戦、楽天3勝、13日、楽天モバ)楽天が3連勝で今季初めて勝ち数を先行させた。
藤井が5回無失点でチーム単独トップの5勝目。
四回にフランコが先制打を放ち、七回は辰己の適時打と押し出し四球で加点した。
本拠地・楽天モバイルパークが大歓声に包まれた。
来日2年目のフランコが、先制打を中前に弾き返した。
「甘い球が来たら振ろうと思っていた。
いいバッティングができてよかった。
味方先発の藤井が頑張っているから先に点を取ってあげたかった」
0−0の四回2死一、三塁。巨人先発・井上の2球目、133キロのやや外角寄りのフォークボールを仕留めた。
ベンチから見守った今江監督は、思わず目尻を下げた。
交流戦初優勝に向けてファンの期待は高まるばかり。
今江監督は「意識をしている選手はいると思うが、僕は本当に目の前の試合を戦うだけ」と口元を引き締めた。
昨季、本拠地でのシーズン最終戦−。
勝てば3位に浮上し、クライマックスシリーズ進出という大一番に敗れた。
当時、打撃コーチだった今江監督は、「試合前のミーティングなど、特別なことをしすぎて選手たちが意識した」と苦い経験を肝に銘じ、平常心を強調した。
監督に就任し、迎えた1年目。
開幕戦の試合前も、あえてミーティングを行わなかった。
「自分もいろいろ試して〝ニンジン作戦〟をしたけど、大体いい結果につながらなかった」。
今江楽天は自然体で臨んでいる。
私のコラム
私はアンチ読売!打倒読売!
3連勝3タコでスッキリした!
確かに強いんだけど何が足りないね。
教えない。
予定通り交流戦で借金を返して貯金。
ここからだ。