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自民会派入り「背信行為」 桜井充参院議員の転身、宮城の支援者憤慨

 宮城選挙区選出の桜井充参院議員(64)=無所属=が自民会派へ入会し、県内の関係者らに波紋が広がっている。
前回2016年の参院選で、野党共闘をアピールして自民候補に勝利しただけに、支援した市民団体は「許しがたい背信行為。選挙民を愚弄(ぐろう)する」などと厳しく非難し、辞職を求めている。 

◇「安倍政権打倒」掲げたはずが 「私事で大変恐縮ですが、会派を離脱し……」。桜井氏が自民会派への合流を表明した翌日の16日、元支持者の自宅に転身の理由を述べる封書が届いた。 
「『私事』という言葉遣いに怒りが湧き上がる。議席は桜井氏のものではない」と市民団体「オールみやぎの会」のメンバーは憤りを隠さない。 
16年の参院選は、改選数が2から1に減り、自民現職の熊谷大氏(現利府町長)と桜井氏が事実上の一騎打ちとなる厳しい選挙戦で、県内初の野党共闘だった。
旧民進の桜井氏は、共産・社民などと組み、その際、応援の根拠になったのがオールみやぎとの政策協定書だった。
憲法9条擁護▽アベノミクスによる国民生活の破壊を許さない▽安倍政権の打倒を目指す――など8項目。熊谷氏に約4万票差を付けて4選を果たしたが、比例で合わせて13万票を集めた共産・社民の支持者の投票が明暗を分けたといわれた。 
桜井氏は民進と希望が合流した国民民主の県連代表を務めたが、昨年11月に離党し、無所属に。
15日に自民会派への入会願を提出し、新型コロナウイルス対策を挙げて「与党に行かないと仕事ができない」と述べた。 
オールみやぎの共同代表、小野寺義象弁護士は「議員が政策協定を無視しては市民参加の政治は成り立たない」と指摘し、「変節する議員を受け入れるなら、自民も情けない政党になる」と述べた。 
共産県委員会の中島康博委員長も「野党共闘が無ければ当選していない。辞職すべきだ」などと批判した。

私の追記
馬鹿だね。自民党会派にくらがえですか。
賭博マージャンで与党は批判されてるのにお気の毒様。
辞職するべきだね。