[1] 2を法として演習10.8と同じ議論をすればよい。もちろん「奇数・偶数」という言葉だけで最後まで行くことも可能。(むしろそのほうが間違いがないかも。)

[2] (1)(2)は丁寧に計算をすればよい。(2)は(回転する向きによって少し変わるが、)x=y=zを軸とした120度回転になる。(3)はいろいろな導出方法があるが、結局「各行・各列に±1が1回あらわれるような行列」であることを示せばよい。(4)はパズルのように目の子で変形していけば解ける。(有限個しかないので、全部書き出す、ということもできよう。)

[3] (1)(2)(3)は丁寧に計算をすればできる。要するに、行や列の(整数倍の)加算ができる、ということになる。(4)はユークリッドの互除法の要領で数字を小さくしていけばよい。(5)ではユークリッドの互除法により、1行目を(1,0),(-1,0),(0,1),(0,-1)のいずれかにできるので、あとは目の子で解いていけばよい。(6)はF_iで命題が成立していると仮定してF_{i+1}ででも正しいことを示せばよい。(7)は既約分数をユークリッドの互除法で0/1や1/1へ導出する手順があるので、その逆をたどればファレイ列に存在している(と思う)。