何だか体が重かったりむくんだりしていて、「毒素がたまっているな~」と感じる日はありませんか? そんな日には体の内側からキレイにならないと、いくらメイクや髪形を工夫してもごまかせません。「あれ、何か顔パンパンじゃない?」なんて、男性も意外に気づいていますよ?

そこで今回は、農畜産業推進機構の資料を参考にたった1日1個食べるだけで毒素をドバッと出してくれる、身近な野菜をご紹介したいと思います。


■サトイモは毒素を出してくれる魔法の食べ物

毒素を出してくれる食べ物や飲み物はいくつもありますが、その中でも注目なのがサトイモ。なぜならカリウムと食物繊維が豊富に含まれているからです。

食物繊維は排便をスムーズにしてくれる働きが知られていますが、同時に脂質や糖、ナトリウムを吸着して体の外に出してくれる効果もあるそう。また、カリウムにはナトリウムを排出し、利尿作用を高めてくれます。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」を見ると、20代~30代の女性の場合、食物繊維の摂取目安量は1日18g以上、カリウムは目安量が2,000mg、目標量が2,600mgと言われています。

サトイモは100g(1個~2個)を食べるだけで、カリウムは目安量の32%、食物繊維は13.5%を摂取できます。煮物などで1食で3個~4個を食べれば、目標量をかなり補えるはずです。


■サトイモの上手な調理法は?

ただ、サトイモの難点として、調理の面倒くささがあります。皮がむきづらく、調理中に手がかゆくなることも。そこで、簡単に皮がむける裏技をご紹介しましょう。

一度水洗いをした後、皮ごと10分ほどゆでます。ゆであがったら、水に浸けて冷ましましょう。するとなんと、包丁を使わなくても指で皮がスルン! とむけます。その上かゆみもありません。

ゆでる時間がない場合は、大さじ1杯ほどの酢を入れた水に浸してから包丁でむくと、かゆみが和らぎます。逆に、水洗いしたあと完全に乾かしてから包丁でむいても、かゆみが軽減されるそう。ぜひとも試してみてくださいね。


以上、食べるだけで毒素をドバッと出してくれるサトイモをご紹介しましたが、いかがでしたか? もちろんサトイモよりも食物繊維が豊富な食べ物、カリウムが豊富な食べ物はたくさんありますが、その両方がたっぷりと含まれている食べ物は、そう多くはありません。値段もそれほど高くはないので、毎日の食卓に生かしてみてください。



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