アルメニア

アルメニアという日本ではあまりなじみのない国で生活し始めて、約３年になろうとしています。
昔、テレビでアルメニアの事を紹介していた番組をみていたことがあり、、
まさか自分がその国に移り、しかも３年に渡り生活し続けるとは思ってもいませんでした。
しかもその間、一度も日本に帰る事なく、日本食さえほとんど口にする事もない生活。
今までの自分の人生を振り返ってみても、ありえないことでした。

あるときアルメニア人の友人が聞いてきました。
「日本には帰らないの？　寂しくないの？」
・・・寂しい？
確かに、家族や友人たちに会いたいと思うことはありますが、
寂しいと感じたことは、あまり記憶にないことに気がつきました。
アルメニアは日本に比べてとても小さく、
エレバンという首都も、東京に比べたら、というより比べ物にならないほど小さい街です。
しかし、なぜ自分はこんなにもアルメニアという国に愛着を感じているのだろう？
という疑問がふと頭を過ぎりました。
その答えは、日本とは違った魅力が、数え切れないほどある国だからです。

このブログを通して、少しでもその魅力を知ってもらえれば幸いです。
アルメニア、そしてコーカサスという地方についてこれから少しずつ、お伝えして行きたいと思っています。