OMDPエボリューションの感想メモが何週遅れになるのか怖くなってきたので、色々気合を入れていきます(とはいえGWは離れて暮らす家族が帰省するので、慌ただしくてあまりPCをいじれそうもないんですが)
4月28日の上野学園ホールでのライブ感想メモ、今回は本編です。
盛大なネタバレあり。
記事タイトルがなぜ「ダンス編」なのかというと、2時間弱のライブの間、(KENZOさんがステージ上にいる時は)9割がたKENZOさんに視線も意識もロックオンしていたので、「ISSAさんのボーカルのここが素晴らしかった」とか「KIMIさんのラップのここがカッコよかった」と言えるだけの感想が書けそうもないからですすみません! orz
ただ言い訳しますと、ISSAさんの美声の安定感が今回も異次元レベルだったこと、KIMIさんの歌声はもはやISSAさんの相方としてなくてはならないものであることはよく分かりました
ダンスなし・ISSAさんとKIMIさんの歌唱だけで披露されたあの曲やあの曲は素晴らしかったですね~……(うっとり)
それではネタバレ感想メモ、行間をあけてスタートします。
まずはダンスの印象が強すぎて、もはやその時の曲目がなんだったのか覚えていない部分について(爆)
ダンスコーナーにあたる部分が多いかな? とも思われますが、個人のあやふやな記憶のみで書きますので、順不同&記憶違いetc.があることをご理解ください。
KENZOさんのダンスの見せ場は結構がっつり。
最初のダンスタイムで披露されたアレは、ジャズダンス要素ありのHIP-HOP……? になるんでしょうか。私の中では勝手に「ジャンル・KENZO」と名付けている、流れるような動きと激しさが共存したパワフルなダンス。
いきなりこれですか……! と集中度MAXでガン見しました
もうひとつ印象的だったのは、二の腕を露出したやたらセクシーなバーテンダー(笑)のU-YEAHさんがシェイカーをシェイクするさなかに登場した、サスペンダー仕様(嬉)のKENZOさん。
ホームセンターで普通に売っていそうな柄の長いホウキで床をリズミカルに叩いていたあのダンスは、ひょっとして(OMDPアメリカロケでチャレンジしていた)ストンプでしょうか。
その後、ホウキをギターやステッキに見立てたかのような鮮やかなダンスが披露されましたが、あの時の服装&動きは「MY NAME IS KENZO」の「Like This」を思い出させる雰囲気で、一気に胸アツになりました
もうあのお方は「ホウキを使って日本一カッコよく踊る男」決定ですね!(←当社比)
その後、同じ服装のTOMOさんとサスペンダーを効果的に使ったペアダンスが披露されましたけれど、2人の腕の動きが速すぎて
「え、ちょっと待って今なにやった??」
の連続でした。プロのダンサーって本当に凄いですね
私にとってKENZOさんソロダンスのクライマックスはやはり、初めて目にする生LOCKIN'。
北九州の選挙イベント、福岡でのリリパと、これまでKENZOさんのダンスは2回見る機会がありましたが、KENZOさんを象徴するLOCKIN'は見たことがなかったんですよね。
これが何年にもわたって世界タイトルを獲ったKENZOさんのダンスかぁぁぁ……と、息と瞬きをするのを忘れそうになりました
超ハイスピードなのにずしっとした重さも感じさせ、一つ一つの動きがぴしっと綺麗な、今まで数多の動画で見てきたのと同じ、極上のLOCKIN'でした
ここまでKENZOさんのことばかり書きましたが、KIMIさんとU-YEAHさんのタップダンスバトル(?)も忘れてはいけませんね。
OMDPで披露された時は
「凄いな、ストリートダンサーがここまでタップを習得するなんて、もの凄い努力をしたんだろうな」
と感動したんですが、まさかそのホンモノを(しかも2人揃って)ああして見られるとは思いませんでした(いや、事前にツイッターの動画で「2人の対決がある」との発言があったので、「ははぁ、タップだな」と見当はついていましたが)
そしてそして、見事広島凱旋を果たしたYORIさんのPOPPIN'。
ソロでのダンスとISSAさんとのペアダンス、どちらのPOPPIN'もしなやかな動きなのに凄みを感じさせる圧があって、あの貴公子然とした王子様のどこにこんなダンスを踊る能力があるのかと呆気にとられました
元々KENZOさん推しになる以前、私の興味のあるダンスジャンルは「ロボット」や「アニメーション」といった、POPPIN'に分類される動きだったんですよね。
OMDPでYORIさんが本気POPPIN'を披露するたびに
「このダンス、CG補正入ってないよね?」
とついつい疑ってしまうんですが、今回は目の前でYORIさんが生ダンスを披露しているにもかかわらず、「実は高度なCG技術を使っているんじゃないか」と半ば本気で思ってしまいました。それくらい、生で見たYORIさんのダンスは素晴らしかったです
続いて、セットリストに沿った簡単なダンス感想。
曲順なんて私の貧弱な記憶力では覚えきれるわけないので(爆)、DA PUMP CHANNELさまのお力を借りさせていただきます。
全曲には言及できませんので、あらかじめご了承ください。
Dream on the street
オープニングナンバーはやはり「ドリスト」! 最初に来るのは「ドリスト」か「DA FUNK」か「U.S.A.」だろうと思っていたので、ほぼ予想通り。
イントロのKENZOさんのソロダンスが(演出上の都合でしょうが)省略されたのは残念でしたが、貴重なフルバージョンパフォーマンスを見られたので文句はありません
そしてサビ冒頭で、KENZOさんのあの驚異的な首の動きを実際に見て心底驚愕。
すごい、首をあんな角度に曲げて平気な人って本当にいたんだ……と、今までMVやテレビで何度も見ていたにもかかわらず、「ユニコーンって本当にいたんだ」的な感想を抱いてしまいましたww
DA FUNK
2曲目にして「お客さんも踊りましょう」的なリード曲登場。
私は自発的にダンスを踊りたいと思ったことはない人間ですが、KENZOさんが(FISHBOYさんとの対談で)「客席のお客さんの顔は全員見えてる」「マスクをしていても、口角が上がっているのが分かる」と仰っていたので、
「自分が踊っている姿を見て、それでKENZOさんが喜んでくれるなら」
という一念で、気が付いたらかなりノリノリでDA FUNKビームを放っていました
私の大好きなAメロ~A’メロのダンスもがっつりと見られたので大満足。テレビだとああはいきませんね。
自分の見たいシーンに視線を自由自在にロックオンできるのがライブ最大の醍醐味だと再認識しました。
SUMMER RIDER
ここで一番注目したのは、YORIさんのPOPPIN'。
あのしなやかなウェーブが波の動きを見事に表現していて、
「なるほど、文字通りの『wave』 だなぁ……」
と猛烈に感動したのでした。
Fantasista~ファンタジスタ~
A'メロの冒頭でDAICHIさんがセンターで踊るフォーメーションのある曲なので「え、どうするの?」と思っていたら、DAICHIさんに代わってのセンターはYORIさんだったので、なんとなく納得。
DA PUMPのダンスはフォーメーションをち密に組み立てている曲が多いので、DAICHIさんが卒業後、それ以前の曲のダンスをアレンジするのは結構大変だったろうなと想像します。
この曲はショートバージョンでの披露で、途中からはひたすらステージ&客席の「情熱クラップ」タイムと化しましたが(笑)、後半間奏部分でもソロダンスリレーがある曲なので、ここはショートバージョンでむしろ良かったと思ったのでした(小声)
C’mon Knock Me Down
この曲…! オンラインライブではパーティー中のゲームのような演出で披露された曲ですが、ダンスが無茶苦茶カッコいいですね!
振付担当は多分(オンラインライブの延長で)TOMOさん、でしょうか?
元々好きな曲ですが、これはもっと色々なところで見てみたいダンスだと感じました
紡-TSUMUGI-
フルバージョン、YORIさんとU-YEAHさんの生コーラス付きというだけでもスペシャル感満載でしたが、まさか歌前に(オンラインライブと同じように)KENZOさんのソロの繋ぎダンスが見られるとは……!
儚げで流れるような、セクシーなダンス。短い時間ですが堪能させていただきました
U.S.A
やはりこの曲を聴くと元気が出ますね!
イントロの激ムズ爆速ダンス、肉眼でしっかりばっちりと見せていただきました。あぁ幸せ
そしてインベーダーフォーメーションでは、何百回踊ってもやはりもたついてしまうKENZOさんVS華麗に横移動するU-YEAHさんの違いに大受けしましたww
P.A.R.T.Y.~ユニバース・フェスティバル~
福岡リリパ以来2年半以上たって、やっと再会できた曲。初めて生でDA PUMPを見た、記念すべき曲もフルバージョンで披露されて歓喜しました。
もちろんバイーンダンスも頑張って踊りましたよ
特筆すべきは、ゾンビウォークの歩数を通常の半分にしていたので、その分足の動きが見えやすかったこと。
多分ステージの奥行距離の関係でしょうが、KENZOさんの複雑な捻りを加えながら跳ね上げる脚の動きが詳細に観察できたので、猛烈に感動しました
Lean Back~俺たちのキーワード~
この曲は「りんばっく」ばかり注目されているように感じますが、実は間奏部分の、メンバーが一か所に固まって踊る部分がとてもカッコよくて、個人的にはあそこが一番の見どころです。
MVでは「機材の故障か!?」と勘違いしそうな演出だったのでよく分からなかった部分ですが、「CDTVライブ!ライブ!」でフルバージョンパフォーマンスを見て以来、あの間奏部分のダンスが大好きだったので、今回生で見られたのはとても幸せでした
Oh!My Precios!
この曲のフルバージョンパフォーマンスを見るのは、ひょっとして初めて、だったかも……?
MVでは自分の見たい個所を100パーセント見られるとは限らないので、本当に貴重なものを見せていただきました。
途中で「あれ?」と思ったのは、2番のBメロ部分でKENZOさんとYORIさんが交互に技の掛け合い(?)をする部分。
MVではKENZOさんのLOCKIN'→YORIさんのPOPPIN'と来て、その後半分の尺で再度KENZOさん→YORIさんとくるはずの個所ですが、今回はKENZOさんがいきなりPOPPIN'で延々と踊り続け、結果、YORIさんのダンスが後半の短い尺だけになってしまったという……
あああああYORIさん推しの皆様すみませんっ
アレは多分YORIさんと広島で共演できるのが嬉しくなりすぎたKENZOさんが突っ走った結果だと思いますし、YORIさんもそれは分かっていたんではないかと。
だってYORIさんが「なにやってんだよ~」と言わんばかりに笑いながら、全然怒っていなさそうにKENZOさんをちょいっと小突いていましたからね
if…
DA PUMPライブでは定番中の定番曲だと思いますが、私はなにせDA PUMPライブ初参戦だったので、とても新鮮な気持ちで見させていただきました。
しっとりとした中に強い情念を感じさせるようなあのダンス、やはり良いですね。
思わず見とれてしまいました。
Super Power
あぁ、U-YEAHさんの振付はやっぱり好きだなぁ……と思ったラストナンバー。
真似しやすさを考えていなさそうな部分とキャッチーな部分のバランスが絶妙で、歌とダンス共に元気の出るパフォーマンスでした。
この時点でISSAさんの歌声に疲れの気配はまるでなし。
DA PUMPのし~じゃは本当に異次元レベルの歌い手ですね
超特急で感想メモをざざっと書いてみました。
抜けor記憶違いなどあるはずですが、間違いに気づいたらこそっと修正します
私にとっては満足度200パーセントのライブでしたが、ひとつ非常~~に残念なことに……
多分ですが、チケットが相当枚数売れ残っていたと思われます。
U-YEAHさんが最後のご挨拶で
「チケットがちょっとだけ残って」
と仰っていましたが、そんなものではなかったろう、と。
私は1階席だったので、2階席の状況はよく分かりませんが、1階後方エリアの右サイド・左サイド双方ともぽっかりとまとまった空席がありましたし、センターブロックも後方エリアはあまりお客さんが入っていなかったような……
そして私のいた前方エリア。一応全体にお客さんは入っているようでした。
ですが私の隣は空席で、周囲をよくよく観察すると、複数人数連れのお客さん同士は連番の席だけれど、他グループのお客さんとの間には空席を設けている感じでした。
最初は「コロナ感染対策かな?」と思ったんですが、2月に行った稲垣吾郎さんの主演舞台やISSAさん出演のミュージカルではお客さん同士の間に空席なんてなく、びっしりとお客を入れていたので、この時期のDA PUMP公演だけあれだけ神経質に空席を作ろうとする意味はないようにも思えて。
そうなると考えられるのは「お客同士の間隔をあけて、会場全体が寂しく見えないように」という配慮だったのかな、と……。
上野学園ホールの1階席は1230席だそうですが、実際にはその7割程度の入りだったとすると、1階席の客数は約860人。そうであれば、開場前のグッズ売り場で到着が遅かったにもかかわらず行列ゼロだったのも頷けます。
勿体ない。
本当に素晴らしいライブだったのに、見る人の数があんなに限られていたなんて
平日の夕方でガチ勢以外は行きにくい日時だったのも影響しているでしょうが、それにしてもあまりにも勿体なさすぎます。
寂しいですが、これが地方の現状なんでしょうね。
実際私の周囲でも、未だに「DA PUMPといえば『いいねダンス』」という人ばかりです。
でも、DA PUMPメンバーがすごくすごく頑張っているのはよく分かっているので、ここでファンが「現実なんてこんなもの」と諦めるわけにはいかないですね。
いつまでも彼らの素晴らしいパフォーマンスを見られるように、これからも自分にできる応援はしっかりとしていくつもりです
上野学園ホールでのライブ感想メモは、これで終わりといたします。
長文にここまでお付き合いいただきましてありがとうございましたm(_ _)m
最後に一言、
ISSAさん
YORIさん
TOMOさん
KIMIさん
U-YEAHさん
KENZOさん
ありがとうございました!!
↑長男&次男だけじゃなく、四男も若干オラついてる気がww