高い山にはなかなか行かれないので冷温室で高山植物を見るのが楽しみです。
涼しくて汗もかかずに珍しい花を鑑賞できます。
真っ白い花が目に入りました。
名札を見たらシラタマノキ。
ホントに白玉みたいですね。
ツツジ科。
花ではなくて実を白いガク片が包んでるんだって。
白玉を入れたぜんざいが食べたくなっちゃった。
シコタンハコベ。
10弁のように見えますが深い切れ込みが入っていて5弁です。
切れ込みが入るのはハコベの特徴です。
葉は厚くて先が尖っててハコベっぽくないです。
色丹島だけではなく中部山岳地帯でも見られます。
オクモミジハグマ。
これは高尾山でも見られます。
モミジハグマよりも北に分布。
とっても小さなズダヤクシュ。
高山を歩いてても見逃してしまいそう。
ズダは信州の方言で喘息のこと。喘息薬種。
ユキノシタ科です。
アオイカズラ。
中国地方の石灰岩地でしか見られない希少種。
ツユクサ科。
オタカラコウ。
これも陣馬山方面で見ることができます。
キク科メタカラコウ属。
宝香は樟脳のことで根に香りがあるそうです。
エゾクロクモソウ。
山地の渓流沿いなど湿ったところで見られる。
褐色の花を黒雲と見たのかなあ。
ユキノシタ科チシマイワブキ属。
クロクモソウ。
撮り方を間違ったかな。
もっと正面からだとエゾクロクモソウと同じなのがわかったでしょう。
エゾが基本種でこちらは変種扱い。